2009年2月14日土曜日

「修二会こぼれ話」昨年の記事のまとめですが☆


2月も半ばになりました。
春を呼ぶ東大寺二月堂の修二会(お水取り)ももうすぐね。

毎夜、練行衆が上堂されるときに上がるお松明から降りそそぐ火の粉の
舞い散る様子を楽しみに多くの方々が奈良を訪れてくださいます。

奈良倶楽部も二月堂まで徒歩15分という立地にありますので
この期間 大勢のお客様で賑わったり致します。

毎年この時期にお松明を楽しみに来てくださる方もいらっしゃれば
初めての見学で、何時にどういう風に見に行けばいいのかご質問の方。

また何十年も通ってらっしゃって、お松明は見ずに深夜に籠られる方や
何年もかけてピンポイント的に「今年は実忠忌の日」
「翌年は小観音出御の日」・・・とすべての行を体験してみようという方。

初心者の方から達人の方まで、それぞれがそれぞれのお水取りを体験し
翌日の朝食の席で見知らぬ旅人同士が楽しくお話して過ごされている。

お客様がそれぞれのお水取りを堪能してくださっている様子が
私には大変嬉しかったリ誇らしかったりします。
そしてできるだけお客様のサポートができるようになりたいと思ってます。

そういうスタンスに立って、昨年の修二会期間中に色々書いた日記が
「二月堂修二会こぼれ話」①~⑲です。

内容は
①「期間中の奈良倶楽部」

お松明だけではない修二会の荘厳な魅力、深夜の行などを
お泊まりしてじっくり味わっていただけるよう配慮しています。
(23:00までにチェックインしていただいたお客様は門限フリーなど)

また今年3月から奈良倶楽部はご夕食無しのB&Bになりますので
「だいどころ飛鳥」さんのおにぎり弁当を修二会期間中(日曜日を除く)
配達していただく
『おにぎり弁当プラン』もご用意しています。

  
②「別火とよばれる前行について」

修二会についてのちょっとした豆知識など。

③「新入合宿」

昨年は娘の同級生が初めて練行衆として籠られたので
ちょっと感慨深いものがあり、かなり興奮していました。

④「社参と試みの湯」

前行の中の一つの行なのですが追っかけしながら楽しんでました。

⑤「注連縄張り」

結界を張られることによって いよいよと、
私まで気持ちが引き締まってました。

⑥「お松明に関して よくある質問」

これは本当にお客さまから多いご質問なのでまとめてみました。
毎年のことですが、前半はまだ人出も多くありません。
ゆっくりお出かけしたい方には前半がお奨めですよ。

⑦「お松明を舞台の上から見る」

下から見たことがある方にお奨めの別の見方です。
昨年私も初めて上から見ましたが、それはそれはすごいです。

⑧「お松明を作る童子さん達の苦労話」

朝早くの二月堂では、その日に担ぐお松明を作られている様子が
見られますよ。

⑨「いよいよ今日から本行入りです」

3/1~3/14の修二会本行期間中の行法をご紹介。

⑩「火の粉が舞い流れるお松明」

二月堂の舞台の下からお松明を見た様子です。

⑪「食堂作法」

お昼頃の二月堂での練行衆のご様子など。

⑫「すごい迫力!間近で見るお松明」

とうとう舞台の上からお松明を見ました。下から見るのと違った迫力。
是非2泊して下からと上からの両方を見てください!!

13「お声明を聞く」

お松明が終わっても、すぐに帰らないで二月堂の中に入って
是非お声明を聞いてみてください。
私はお声明の独特のリズムに魂を抜かれておりまして
今年も夜中に籠ることを今から楽しみにしているのです^^

⑭「上七日と下七日」

3/7に小観音さんが出御されて、後半3/8から二月堂修二会のご本尊が
十一面観音(大観音)さんから小観音さんにかわります。
毎年この日に二月堂へお参りしたいと思いつつ・・・
今年の3/7は土曜日=満室になっていて「小観音出御」の日のお参りは
早くも来年の楽しみとなってしまいました^^

⑮「籠松明とダッタン松明」

12日に使う籠松明とダッタン松明、3/9には出来上がってました。

⑯「ナムカンナムカンと心の中は」

すっかり修二会のお声明に魅せられてしまっている私。
夜中遅くに二月堂へ・・・昨年は4度深夜の行に参籠したのでした。

⑰「良弁杉伝説と尻焦がし松明」

3/14の修二会最後の日に上がるお松明は別名「尻焦がし松明」
お客様から送っていただいた貴重な写真を載せています。

⑱「これが達陀(だったん)!」

12,13,14日の3日間のみに行われる行法「達陀」を初体験。
言葉では言い表せられない感動をいただきました。

⑲「達陀帽戴かせ」

満行を迎えた15日には朝から二月堂で「達陀」で使用された
達陀帽をかぶせてもらう儀式があります。
魔除けになるそうで大勢のお子さん達で賑わってました。

↑ ↑ ↑ というような内容なのですが。
いや~、自分自身がかなり楽しんでいるのがよくわかります^^

昨年書ききれなかった行法を中心に今年も修二会の魅力を
たくさんご紹介していければと思っています☆

小さなホテル奈良倶楽部