2009年11月18日水曜日

銀杏の絨毯

*3枚目の写真に追記追加あり*

写真教室を主宰するtsuguさんから
「大仏池の辺りで撮影する時に、飛鳥さんのお弁当をお願いするけど
近いから気晴らしに来ない?」という嬉しいお誘いメールあり。

撮影の様子も気になるけど、飛鳥さんの美味しいお弁当につられて二つ返事でお邪魔することに♪

一昨日に犬の散歩で来た時は誰もいなかったけれど、今日はすごい人。



大勢のカメラマンの注文にも優しく応じる(?)奈良の鹿たち。
では私も、今日は一眼レフでパチりと。↓

↑上の写真を少し補正しました。↓

(一眼レフカメラの元持ち主の父より補正の仕方を教えてもらったのです。)

こちらはコンパクトデジカメで撮影したもの↓


やっぱり慣れている方が写しやすいかな?
でもそんなことばかり言ってると、いつまでたっても上達しませんね。

 
あたり一面に敷き詰められた黄色の絨毯。
昨日降り続いた雨の水蒸気がたっぷり含まれた落ち葉を踏みしめ
秋の真っただ中にいることを楽しむひとときでした☆

2009年11月17日火曜日

奉納700年記念臨時公開『春日権現験記の世界』

先日、NHK「日曜美術館」で放映されたのは
ただ今、東京国立博物館にて開催中の「皇室の名宝」展に出品されている
絵巻『春日権現験記』についての特集でした。

テレビ画面に映し出された絵巻の中の絵は
どれもこれも繊細、精緻な描写で、躍動感を感じるところもあれば、そこはかとない淡さもあり
品のいい色合いや流暢な筆さばきにユーモア溢れる表現力と
これを描いた絵師の腕前の凄さを画面からも感じることができ
実際のものを観てみたい!と久しぶりに心動かされました。

できれば東京国立博物館まで出かけたいところなのですが
今はそれもできませんので
今日から、奈良春日大社で開催されています『春日権現験記の世界』展に
早速行ってまいりました。

絵巻『春日権現験記(かすがごんげんげんき)』は
鎌倉時代(1309年頃)の絵巻の名品であり
後世の美術作品にも大きな影響を与えた作品です。


時の左大臣 西園寺公衡(さいおんじきんひら)の発願により
宮廷絵所預の高階隆兼(たかしなたかかね)が描いた
、春日明神の霊験の数々。

今年は、この絵巻物が春日大社に奉納されてちょうど700年目にあたります。
鎌倉時代に描かれた原本は明治時代に皇室に献上され、現在は宮内庁で保存されていますが
春日大社には、江戸時代に模写された優品(「春日本」と呼ばれる)があり
これが、今、春日大社宝物殿にて全20巻が特別公開されているのです。

優れた模写本とはいえ、描いた絵師の魂の入り具合がやはり違うかなと思いました。
テレビ画面からでも、そこから感じた芸術性のような強いオーラ。
春日本(模写本)から発せられたものはちょっと希薄な印象でしたが・・・。

でも、そこに描かれた、平安から鎌倉時代の春日社や興福寺の様子。
春日を氏神と仰ぐ藤原氏の貴族から春日を信仰する庶民までの風俗や当時の風習など
中世という時代の暮らしぶりが生き生きと身近に感じられて
そういった意味では、この展覧会、中々面白かったです。
 

この展覧会に合わせて作られた冊子。
詳しい内容で、この絵巻をこれから勉強していく上で参考になるものでした。

この冊子から拾った気になる図柄を何点か。

まず犬好きの私にとって、絵巻に登場する犬は一番気になるところです。
蚤がついて痒がっている犬がいたり、縁側に乗っている犬もいますね。
屋敷の中では放し飼い、縁側くらいは住居の中へ入ってもよかったのでしょうね。
  

  

神の使いとして崇められた鹿もよく登場します。
  
左:大鹿出現の夢を見た場面 
中:一の鳥居付近、地蔵菩薩の乗る牛車の後を追う鹿
右:興福寺での読経中、毎日鹿がきて聴聞する様子

鹿の表現の仕方もかわいい。 

風俗として面白いもの
左:手を清める水桶の横の松の木の枝に布巾が結ばれているのが面白い
右:床の間のようなスペースや生け花のルーツともいえる、紅葉を挿した花瓶が興味深い
 

こちらは披見台。
「春日権現験記」を広げて見るための台として作られたもので、鎌倉時代の原本と同時期のもの。
この披見台も展示されています。
よく使用されたものらしく、中の骨の形が分かるほど、すれが目立っています。

以上、写真に添えた文章のほとんどは、冊子中から参照させていただきました。

かつては、天皇や将軍など最高権力者の強い要望のある時に限られていた「春日権現験記」の拝観も
こうして普通に鑑賞することができるのですから有り難いものですね。
会期がそれほど長くはないので興味のある方は是非どうぞ。

奉納700年記念臨時公開『春日権現験記の世界』

場所:春日大社宝物殿にて
会期:11月17日(火)〜11月29日(日)
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
拝観料:大人400円

2009年11月16日月曜日

東大寺境内ぐるっと紅葉めぐり

今朝のチェックアウト。皆さん、ご出発がとても早くて
お客様をお見送りした後、久しぶりに奈良公園までお散歩に出かけました。

 まずは大仏池の畔で〜す♪黄色に映えるでしょ?

        

 こちらは大仏池の北側の楓です。
                     水面に映った銀杏の黄色と楓の赤色が綺麗!

 同じ所で。楓の配色の妙がいい感じ♪

 大仏殿前鏡池の東側から東塔跡へ抜ける所。
                     木立の向こうに赤く染まるのは鏡池畔の楓。

 東塔跡台地に立つ2本の大銀杏はまだ黄緑色。

 東塔跡から手向山八幡宮へ抜ける辺りの銀杏の樹。

 手向山八幡宮前の楓。

 四月堂から上の坊門前に抜ける辺り。

二月堂の背後にも大きな銀杏の木! 

 大湯屋から大仏殿を見て。


 龍松院前の大銀杏。

 龍松院から講堂跡を通って大仏殿裏側へ抜ける公慶道。

・・・と、東大寺境内をぐるっと一回り。
小1時間ほどのお散歩ですっきり気分もリフレッシュです。

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ここでちょっとおまけの画像を。三月堂前での出来事でした。

  
あっ鹿さんだ!       ふん!立つ程の者でもあるまい。  失礼しました〜。

犬と鹿とのツーショットですが・・・
このようなツーショットが撮れたこと、飼い主の私にとってはちょっとびっくりなのであります。
というのも、鹿は犬が苦手。我が家の老犬でさえも、そばちかくを通っただけで
鹿の方から立ち上がってコソコソと逃げるように場所を変えてくれるのですが
この若き雄鹿はまったく動じなかったのです。(つまりグーちゃん、馬鹿にされたってこと?)
う〜ん、初めてのツーショットを喜ぶべきなのか、複雑な心境だわ。

2009年11月15日日曜日

人力車でお迎え

先日ご宿泊いただきましたお客様。
お泊まりの翌朝はいつもホテルまで人力車でお迎えに来てもらうのだそう。

1時間貸し切り9000円というコースで
毎回色々な所を案内してもらって、ちょっとした贅沢気分も味わえて
これも奈良に来る楽しみの一つなのよ・・・とおっしゃってました。

人力車「えびす屋」
のお兄さんと今日のコースを打ち合わせ。
 こういう旅の楽しみ方もあるのですね。

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お客様から教えていただいた情報ですが☆
興福寺の阿修羅展の拝観チケットは「国宝館」でも販売されているそうです。
チケットを買うだけでも並ぶようですが
国宝館の方ですとすぐに購入できますよ。

2009年11月11日水曜日

大仏池の大銀杏*黄金色のグラディション



        
   
              

大仏池の畔の銀杏の木。
色づき具合が少しずつ違って 味わい深い黄色のグラデーション。
雨の雫に濡れているせいか、発色も綺麗に輝いているように感じました。
大銀杏、今年は当たり年かな?
(何年かに一回、素晴らしく美しい当たり年があるのです。)

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ここ最近は、ゆっくりお散歩も楽しめないくらい忙しく時間に追われていて
奈良公園の紅葉便りのお届けも中々アップできずにいました。
今日は、車で出かけた道中、あまりに綺麗な銀杏の黄色に思わず停車して
車窓から撮った写真ですが、お届けします。
雨模様の一日でしたので、奈良公園界隈に車も少なくて停車しても大丈夫でしたが
普段はそういうこともままならず、運転しながら流れゆく景色、秋の彩りを楽しんでいます。
(奈良ホテルの北側、荒池から見た御蓋山の紅葉は素晴らしく綺麗でしたよ!)

紅葉便りは任せてね・・と、グーちゃんレポーターも張り切っていたのでしたが
私自身に時間が取れずにいますので、どうかお許しを。

2009年11月8日日曜日

パリへ・・・



パリ、サン・ルイ島のギャラリーで開催中の高田容子さんの個展に行ってきました
(・・ではなく、行って来られた)フランス在住のNさんご夫妻が
個展会場の様子をブログにアップされましたのでお知らせします。(こちらです。→  )

仕事に追われて毎日バタバタと過ごしている私に
このパリの街角の写真は、見ているだけでも何よりの気分転換。
(・・・はぁ〜。行きたいわ〜♪♪♪)

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奈良倶楽部通信の多くの読者の方にとって、高田容子さんの個展といっても
何のことかわからない話だと思いますが
高田さんは奈良倶楽部にもよくご宿泊くださるリピーターのお客様でお洋服の作家さんです。
ちょうど一年前にご宿泊いただいた時に「来年パリで個展をする」というお話をうかがいました。

旅先で訪れたギャラリーを気に入り、ひょいと個展開催を決めてこられるなんてすごいなぁと
心の中で「ニッポン女子*頑張れ〜!」と応援していたのでした。

そんな高田さんの心意気に感じた友人知人達が
今回パリまで同行して素敵なイベントを繰り広げたり
何だか皆さんも生き生きと楽しんでらっしゃる様子が伝わってきています。

Nさん、レポどうもありがとうございました☆

2009年11月6日金曜日

鹿と紅葉

「奈良フードフェスティバル2009」会場の奈良公園浮雲園地にて。


        

                 

  

  落ち葉の寝床は気持ちいい〜♪

2009年11月5日木曜日

「Cu-Cal in 奈良」奈良フードフェスティバル2009

奈良公園浮雲園地にて「奈良フードフェスティバル2009」開催中☆




くるみの木の出張カフェ「緑の草原カフェ」や大和野菜のマルシェなど
午後からでもゆっくり楽しめるスペースもあり仕事の合間にちょこっと行ってきました♪

公園の木々も若草山も美しく、広々としたこの空間。
こんなロケーションでお食事をしたりお茶したりして楽しめるなんてちょっぴり贅沢な気分ですね。

奈良フードフェスティバルは11/23まで開催しています☆

2009年11月3日火曜日

フトルミン工場跡にカフェがオープン!

東大寺戒壇院の北側、NATIVE WORKS.さんのお隣に、素敵なカフェがオープンしました。



          


ん?ここはどこかで見たような・・・。
 

そう、あのフトルミン工場跡がこんなに素敵に再生されたのです。
 

 

 

喫茶スペース『工場跡事務室』 

お隣のNATIVE WORKS.さんと同じ営業日の、金・土・日曜日と祝日だけのオープン。
ときどき東大寺の行事などに合わせて、平日に臨時オープンされる日もあります。
(*12/16は東大寺の秘仏公開に合わせてオープンされます。)
営業時間は 金曜日:11:00~17:00
      土・日・祝日:9:00~17:00
いずれランチメニューなども充実していかれるそうですよ。

フトルミン工場跡を見学させていただいた過去記事はこちらに。

2009年11月2日月曜日

散華舞う*唐招提寺落慶法要

十年もの長い年月が費された唐招提寺金堂の平成大修理もいよいよ完成を迎え
昨日より明日まで3日間に渡って 唐招提寺では厳かに落慶法要が営まれています。
思わぬご縁をいただいて、本日、その記念すべき落慶法要に参列させていただくことができました。

色とりどりの散華が舞い、献茶、献香、舞楽の奉納など
雅やかに華やかにそして厳かに粛々と厳修されます落慶慶讃法要。

 

  

 

 

 

厳かに読経が流れる中、東大寺・法隆寺・興福寺・薬師寺・西大寺・泉涌寺の僧侶達の先導に
天蓋を差し掛けられ輿に乗った鑑真和上座像がすすまれていかれます。

 

和上は言伝えに則って、龍神の住むと云われる池の方向、東を向いて
南大門から金堂までを進まれます。
・・・ああ、何という有り難いこと。小さな驚きとともに
この場に居合わせることができたという幸せに思わず感激の涙が出てしまいました。

青空に映える美しい五色の布や幡。
日が射したかと思うと一瞬のうちに小雨がぱらついたり
木枯らしも時折り吹きすさぶ中、寒さも忘れての感動の時間や
このおめでたいお祝いの席に参列できましたことは
きっとこれからの日々の中でも 時々思い出しては心満たされることとなるでしょう。

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法要のあとは、慶讃能「鑑真大和上」が演じられました。
また、夜には谷村新司さんによる「NATURE LIVE in 唐招提寺」が奉納されました。

雲間から月が現れたと思ったら小雪が舞うという、こちらも忘れられないひとときでした。

 

 

金堂に安置されますご本尊の盧舎那仏坐像、千手観音立像、薬師如来立像も
神々しいばかりに光り輝いていました。
またゆっくりとお参りにきたいと思います。

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この日いただいた散華は東山魁夷画伯の筆によるもの。
右は法要の際に宙を舞った散華です。