2010年1月31日日曜日

冬ごもりを楽しむ

 

いよいよ明日から如月二月です。
お正月の後は、冬のオフシーズンということもあって毎日随分ゆっくりと過ごしていました。

観光地奈良では一年を通して訪れてくださるお客様も多いのですが
それでも通年のうちで1月2月はオフともいえる季節になります。
こういう時期こそ充電期間と、まとまってお休みを取って
好きなことをして心身のメンテナンスや、館内のメンテナンスもしたりと普段できないことをしたり
反対に「冬ごもり」と称して何もしないで過ごす毎日もあったり。

明日からプロ野球もキャンプインです。
私は自分の仕事を、プロ野球のシーズンに例えて、2月は
3月からのシーズンインに備えてのキャンプのような助走期間のように思うことがあります。

お水取りに始まる春のシーズンから桜、新緑の季節。夏休み。
そして正倉院展から紅葉の季節まで、これから始まる観光シーズンに備えて
体力気力もそろそろウォーミングアップしていきましょう。

「奈良倶楽部通信」的には
ずっと書きたいと思っていた「東大寺境内散策*奈良倶楽部流お奨めコース」をまとめて
特集をしたいなぁと思ってます。
これは奈良倶楽部のお客様にお奨めしている、朝食前の散策コースなのですが
拝観時間前でも楽しめるちょっとした見どころを、色んな視点からまとめたものです。
無理をしないでゆっくりペースで書いていこうと思っていますので
よろしくお願いします。

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冒頭の写真は
二月堂に古いお札を納めに行った朝のお散歩道中の講堂跡風景。(2/27撮影)
一面に霜がおりて冬もまた良しと思ったのでした。
でも帰宅してよく写真を見ると、影になって気温の低いところにのみ霜が残っているのですね。

2010年1月29日金曜日

今年は田原本町を歩いてみたい*



一昨日のこと。
たまたま所用で初めて「田原本町」へ行ったのでした。
奈良県中南部方面へ出かける道中に田原本はあるのですが
車から降りて足を踏み入れたのは初めてです。
所用先への道中に見えた、唐古・鍵遺跡の復元楼閣の東の後方に三輪山を遠望して
はるか古代へ想像力を膨らませて、帰宅してから
『2月のお出かけ情報〜その②伝統行事』を書いていてあらっと気がつきました。
2月は田原本町にある神社が多く出てくるのです。
  ↓ ↓
◇2/11 村屋神社(田原本町)「御田祭」◇
◇2/21 鏡作神社「おんだ祭り」
◇2/21 池神社(田原本町)「御田祭」
◇2/28 八坂神社(田原本町)「華鎮祭(けいちんさい)」

サイトで検索して、それぞれの神社がとても古い伝統のあるところだと知り俄然興味が出てきました。
今年は「田原本町」のあちらこちらを歩いてみたいと思ってます。

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田原本町観光協会のサイトはこちら
桃太郎生誕の地なんですね。

2010年1月28日木曜日

2月のお出かけ情報〜その③秘宝・秘仏特別開帳


今年一年、奈良では平城遷都1300年を記念して
『祈りの回廊〜奈良大和路 秘宝・秘仏特別開帳』が開催され
普段の年に比べて、中々拝観できないような秘宝秘仏が特別に公開されています。

公開時期はやはり春と秋に集中しているようですが
冬の期間中でも「おおっ!」というようなお楽しみがあります。

では2月に行われる『秘宝・秘仏特別開帳』をご紹介します**


◇2/1 慈眼寺 『聖観世音菩薩特別公開』◇

◇〜2/4 西大寺 『愛染明王坐像』(重文)◇
     全身に鮮やかな赤が残る美しい仏像。
     鎌倉時代の元寇の際、矢を放って元軍を追い払ったという伝説があります。
     拝観時間:8:30~16:30(~16:00)
    拝観料:大人300円

◇2/1~2/16 朝護孫子寺 『毘沙門天立像』『信貴山縁起絵巻』◇
     寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天が出現したとの伝承から虎をシンボルとする
     朝護孫子寺にとって寅年は特別な年。
     ・『毘沙門天立像』は寅年に合わせて開帳される奥秘仏。
     ・国宝『信貴山縁起絵巻』全三巻が今年は時期をずらして一巻ずつ公開されます。
      2月は「飛倉の巻」です。
     拝観時間:9:00~16:00
     拝観料:『毘沙門天立像』1000円・『信貴山縁起絵巻』400円

◇2/1〜2/28 中宮寺『表御殿室内』◇
     最古の尼寺といわれ、宮家の皇女が入寺される慣習から門跡寺院となり
     皇室の方をお迎えする場所が通常非公開の『表御殿』
     書院造りの内部や品格ある障壁画などが特別に拝観できます。
     拝観時間:9:00~16:00(~15:45)
     拝観料:大人500円

◇2/7~2/14 元興寺 『禅室影向間』 など◇
     通常は非公開の国宝・禅室の影向間が特別に公開され
     智光曼荼羅などの寺宝が拝観できます。
     拝観時間:9:00~17:00(~16:30)
     拝観料:大人400円

◇2/18~2/28 法隆寺 『伝法堂 阿弥陀三尊像』 など◇ 
     夢殿の北にある国宝「伝法堂」は聖武天皇の夫人、
     橘古那可智(たちばなのこなかち)の住居跡を仏堂とした貴重な建物です。
     通常は7/24地蔵会の夕方、僅かな時間しか開扉されない伝法堂が特別に公開。
     3組の阿弥陀三尊像(重文)ほか多数の仏像が参拝できます。
     拝観時間:2/18~2/21は8:00~16:30。2/22~2/28は8:00~17:00。
     拝観料:大人1000円

中宮寺と元興寺は是非行ってみたいと思っています。

2010年1月27日水曜日

2月のお出かけ情報〜その②伝統行事や年中行事、イベントなど

まず「伝統行事」についてですが、2月は大きく分けると

・2/1の厄除けの「初午法要」
・2/3の節分の行事「鬼追い式」や「豆まき」や「星祭」など
・五穀豊穣を願う農耕神事の「お田植え祭」や「おんだ祭」など
 (これは各神社によって日にちが違う)
・悔過法要である「修二会」の行事(各寺によって日にちが違う)
・東大寺二月堂修二会本行(3/1~3/14)前の「別火(べっか)」の行事(2/20~2/28の期間)
・その他の伝統行事

・・・・などがありますが、

お客様が奈良に滞在されるスケジュールを考慮して、ここでは日付順に記していきます。

また奈良倶楽部ご宿泊のお客様向けに書いている立場上
夜の行事で遠方にて行われるものは省略しています。
(それでも自分が興味を持ったものは書いていますが)

<<ではまず、2月に行われる年中行事や伝統行事をご案内します>>
・イベント情報は下の方に記しています。
・節分行事と2/3に行われる行事はこちらをご覧下さい。
・二月堂修二会の「別火」(2/20~2/28の期間)については後日にアップします。

◇2/1 「初午法要」◇
 奈良市内では慈眼寺(tel:0742-26-2936)
 県下では松尾寺(tel:0743-53-5023)が我が家的には有名。
 厄年には厄除け祈願のはしごをした思い出があります。

◇2/1 13:00~ 當麻寺中之坊「護摩祈祷だらにすけ加持会」◇
 護摩の炎で災いを焼き尽くし所願成就の祈祷が行われる。
 問合せ:當麻寺中之坊(tel:0745-48-2001)

◇2/1 4:30~登弥神社「粥占い(筒粥祭)」
 何と!早朝の4:30から細い竹筒を入れた大釜で小豆粥を炊き
 37本の竹筒それぞれの中に米や小豆の粒がいくら入ったかで
 収穫する37種類の作物の豊凶を占う神事。
 奈良市指定の無形民俗文化財です。
 問合せ:奈良市観光センター(tel:0742-22-3900)

◇2/1~2/3 法隆寺「西円堂修二会」
 西円堂本尊薬師如来に祈願する薬師悔過の法要
 2/1・2/2は13:00〜/2/3は17:00〜 堂外より参拝可。
 問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/1~2/3 霊山寺「修二会」◇
 1300年の歴史を持つ霊山寺に受け継がれた薬師悔過の法要
 問合せ:霊山寺(tel:0742-45-0081)

◇2/2 17:00~18:30 石上神宮「玉の緒祭」
 問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/5~2/7 三輪恵比須神社「三輪の初えびす」
 日本最初の市場、海石榴市の伝統を伝える行事。
 問合せ:三輪坐恵比須神社(tel:0744-42-6432 )

◇2/6 10:30~ 大神神社「おんだ祭」◇
 拝殿向拝を田に見立てて行われるお田植え神事
 問合せ:大神神社(tel:0744-42-6633)

◇2/7 14:00~飛鳥坐神社「おんだ祭」◇
 農耕の所作を演じた後、天狗とお多福が夫婦和合の姿を演じる。
 子宝に恵まれるといわれる“福(拭く)の神(紙)”が
 最後にまかれて参拝者はそれを奪い合う。
 五穀豊穣、子孫繁栄を祈る神事、天下の奇祭とも言われる。
 問合せ:飛鳥坐神社(tel:0744-54-2071)

◇2/8~2/14 長谷寺「修二会」◇
 問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/10 14:00~大和神社「お田植え祭」◇
 問合せ:大和神社(tel:0743-66-0044)

◇2/11「紀元祭」◇
    石上神宮(tel:0743-62-0900)
    大神神社(tel:0744-42-6633)
     橿原神宮(tel:0744-22-3271)

◇2/11 村屋神社(田原本町)「御田祭」◇
 問合せ:村屋神社(tel:0744-32-3308)
 大神神社別宮 縁結びの神社です。
 ただ今『牛になりたい子供募集中』だそうです。

◇2/11 14:00~15:00 廣瀬神社「砂かけ祭り」
 砂を雨になぞらえ、豊作を願って激しい砂かけ合戦が行われる。
 参拝には砂よけビニールをお忘れなくということだそうです。
 問合せ:廣瀬神社(tel:0745-56-2065)

◇2/11 8:00~14:00 春日神社、市杵島神社「江包・大西お綱祭り」
 問合せ:桜井市観光協会(tel:0744-42-9111)

◇2/11 「竹送り」◇
 一昨年の「竹送り」のブログ内記事はこちらをご覧下さい。 

◇2/14 16:00~ 長谷寺「だだおし」
 ほら貝や太鼓が打たれる中をだだおしの鬼が大松明をかついで走り回る行事です。
 問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/15 10:00~興福寺「涅槃会」
 涅槃画像を掲げ釈迦の遺徳を偲ぶ行事。
 涅槃図は16:00まで公開されている。
 本坊の北客殿で行なわれ、誰でも参拝でき甘酒の接待もあります。
 問合せ:興福寺(tel:0742-22-7755)

◇2/17 「祈年祭」◇
     橿原神宮(tel:0744-22-3271)
     大神神社(tel:0744-42-6633)

◇2/19 石上神宮「祈年祭」◇
 問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/21 鏡作神社「おんだ祭り」
 問合せ:鏡作神社(tel:0744-32-2965)

◇2/21 池神社(田原本町)「御田祭」
 問合せ:池神社(tel:0744-32-2391)

◇2/25 14:00~15:00 菅原天満宮「おんだ祭」◇
 神輿倉の前で狂言形式で奉納される農耕神事
 問合せ:菅原天満宮(tel:0742-45-3576)
 
◇2/27 13:00~ 浄見原神社「国栖奏(くずそう)」
 応神天皇が吉野の宮を訪れたとき、国栖地方の里人が
 一夜酒と歌舞でもてなした故事に因む行事。
 県指定無形民俗文化財。
 問合せ:吉野町観光商工課(tel:0746-32-3081)

◇2/28 八坂神社(田原本町)「華鎮祭(けいちんさい)」
 問合せ:八坂神社(tel:0744-32-3308)


<<イベント情報>>


◇1/28~3/6 10:00~ 約15分間 「鹿寄せ」◇
 場所:奈良公園飛火野 春日大社参道南側
 問合せ:奈良の鹿愛護会(tel:0742-22-2388)
 鹿寄せのブログ内記事はこちら

◇2/11~2/14 17:00~21:00 「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」 ◇
 
<開催内容>
・春日大社参道にて万灯籠の実施、春日大社、東大寺、興福寺の夜間拝観
・三社寺をつなぐ奈良公園内のあかりの演出(LED等による)
・しあわせココアの販売
・春日大社本殿までの臨時バスの運行
・奈良国立博物館の夜間開館
<周辺関連イベント>
・若草山冬七夕イルミネーション(11日~14日)
・若草山で冬花火の打ち上げ(11日)

2010年1月26日火曜日

2月のお出かけ情報〜その① 節分の日の行事

2/3の節分の日の行事のご案内です++

☆まず、奈良倶楽部ご宿泊の方向けに・・徒歩圏内で回れるところを時間を追ってご案内。

  

◇10:00~二月堂で古いお札の焚き上げが行われる。

       前日までに二月堂受付に古くなったお札を持参しておくと
       浄火で焚き上げてもらえます。

◇11:00~手向山八幡宮「お田植え祭」
 
       巫女を先頭に牛に扮した牛童、翁の面をつけた田主が
       拝殿を田に見立て古式ゆかしく農耕儀礼を行う。

◇13:00~元興寺「柴燈護摩会」

       山伏姿の修験者による火渡りの行が行われる。
       一般参拝者も渡ることができますので是非どうぞ!
       一昨年見学した記事はこちらに→

◇14:00~二月堂「豆まき」

       二月堂の舞台から福鈴と福寿の豆まきが行われます。
       例年、かなりの人出で、早くから舞台下に行ってないと豆を取ることはできないです。
       元興寺の行事との掛け持ちはちょっと無理かもしれません。

◇15:00~元興寺「豆まき」

       火渡り行事のあとに行われる豆まき

◇16:30~春日大社「節分万燈籠」

       境内約3000基の燈籠に火が灯され幽玄の世界が広がる。20:30閉門

◇17:30~春日大社 直会殿で舞楽奉納


◇18:00〜二月堂 星供養


◇19:00~興福寺「鬼追い式」と「豆まき」

       ほら貝を合図に6匹の鬼が現れ、毘沙門天、大黒さんが
       鬼を追う。その後福引入りの豆まきが行われる。 

☆次に、奈良市郊外や奈良県下で行われる節分行事をご案内します。  

◇11:00~大神神社「節分祭
」  
       ご神体山の三輪山にちなみ「福は山」というかけ声で
       豆まきが行われる。

◇13:00~金峯山寺「節分会」
 
       吉野の金峯山寺には節分で追われた鬼たちが全国から
       集まってくる。鬼の調伏式では「福は内、鬼は内」と
       唱えられる。13:00より豆まきが行われる。

◇14:00~、15:00~西大寺愛染堂で星祭法要の後「豆まき」


◇15:00〜 大安寺「豆まき」

◇18:00~帯解寺「節分星祭」

       福豆の授与もあります。

◇18:00〜朝護孫子寺「鬼追い式」


◇19:00~法隆寺西円堂「追儺式 」

       黒鬼・青鬼・赤鬼の順に羅生門から現れ持っていた松明を
       群集めがけて投げ、最後に毘沙門天によって追い払われる。

◇19:00〜大和神社「鬼やらい式」
 20:00〜大和神社「粥占い・厄除け祈祷・人形祈祷」

「節分」・・・立春を前に、一年の邪気を祓い福をわけていただきに今年はどこへ出かけましょうか。

   
  
  
  

2010年1月25日月曜日

講堂跡と東塔跡

とっておきの奈良はどこですか?と尋ねられて
好きなところは東大寺の講堂跡と東塔跡です。とご案内しました。



冬の雑木林や芝は、当たり前のことに彩りも乏しく寒々と寂しい風景に見えます。
それだからこそ誰もいない空間。独り占めしてゆっくり歩けるのも冬だからこそ。

眠ったような季節。外歩きは凍えそうなくらい身体が冷えるのだけれど
じぃっと地面を見て歩いていると、確かに季節は動いていると感じられる。
目を凝らして木々を眺めてみると、確かに芽吹きはもうすぐやってくると希望を感じる。

新緑の季節に出版される奈良本の取材で東大寺境内の雑木林をご案内したのでしたが
小雨ぱらつく本日。青空もなく、雑誌的にはちょっと絵にならなかったかしら?と
この大好きな場所を伝えきれなかったことが少し心残りでした。

山焼きの翌日は、若草山が茶髪から黒髪に染め直す年に一度の改心日なんですって^^
歩いていて目に飛び込んでくる真っ黒な若草山を見てはそんな面白い冗談を思い出してました。
 
戒壇堂をシルエットに。                転害門より見える若草山。

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二月堂のまだ上、飯道社の裏には紅梅がもう花開いていました。

 

2010年1月24日日曜日

大門市場レポ

まず1/23(土)に開催された『第3回 大門玉手箱~一箱古本市~』の様子です。

多くの人たちで賑わう古本市の会場。(写真上の左)
出展された箱主さんの多くが古本+αを出されていて
その「α」が美味しいものだったり素敵な雑貨だったりでお客さんもワクワク楽しんでます。
市場のお店も大賑わい。鶏肉屋さんや天ぷら屋さんでは長蛇の列が!(写真右)

 

10時開店から遅れること1時間。私が着いた時には美味しいもののほとんどが完売状態でした。
この日買ったモノ*たべものや ちきんさんの肉しゅうまい・こよりさんの手作り石けん・DER BARさんのバームクーヘン
Nさんの本・tsuguさんのポストカード・ネコムラさんのガトーショコラ
  
(箱主さんにリンクしているのは、皆さんそれぞれの玉手箱レポのページです。)

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そして夜は『打ち上げ会』。
箱主として出店していなかったのですが、ご近所のよしみで打ち上げには参加です。

写真は天ぷら屋さんの盛り合わせも付いた打ち上げ用のお弁当と
市場代表で挨拶される天ぷら屋さん(市長さんや今回の世話役の輪さんも)。

 
この打ち上げには、『玉手箱』だけでなく『きたまち』で色々な活動をしている人達や
大門市場を何とかしたいとずっと活動されてきた人達(仲川奈良市長さんや輪さん)
旧鍋屋交番保存活用の会』のPRもあったり、
各人各種の総勢50名近くの人達が駆けつけて何と楽しい盛り上がりだったことか。
司会の輪さんが上手に進行役をされて、主だった人達が自分の活動やお店のことや
「きたまち」への想いなどを話したり。こういうのも「きたまち人情」かもしれないなぁ。
大門市場はなくなるけれど、「きたまち」の玄関口として「旧鍋屋交番」は保存して活用していかなきゃね。

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1/24(日)は『大門市場50周年感謝祭』が市場主催で行われました。
こちらもお昼前にちょっと覗いてきました。
(ここで待ち合わせした、しをんさんのレポもご覧下さい。と、秘技必殺丸投げ♪)
  
写真左より、岡谷会佐保川診療所による健康診断・こたろうさんの一丁焼きのたいやき・市場からのふるまいのウィンナー

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最後に 雑誌「蜜月」の大門市場特集号をご紹介。
編集部のお二人は5年前に奈良女の学生さんで大門市場の空きスペースを使って大門カフェをされていたのだそう。
その当時の写真も載っていて、懐かしいお店のおじさんの顔を見つけて嬉しかったな。
なかなか素敵な雑誌。お二人はこの日のためにわざわざ奈良まで駆けつけてくれたのです。
  

  
こちらの情報によると『大門玉手箱』は大門の名前を残して椿井市場に会場を移して継続します・・・とあります。
「継続は力」なりですね。
主催の「ぼちぼち堂」さん、「輪」さん、大門市場の思い出をどうもありがとうございました。

2010年1月23日土曜日

ながら、やっつけ仕事で*

写した写真はイマイチでした++

   

冬の花火は、毎年のことながら家の前で見学。コンパクトデジカメ手ぶれしまくり^^
家の前では若草山全体が見えないので花火を思いっきりズームで撮ったら
どこの花火かわからなくなってしまいましたね。

 
花火の後は、大門市場での打ち上げに参加するため歩きながら若草山が燃えているところをカメラに収める。
左は今在家のバス停近くで。右は転害門の向こうに見えた燃える若草山。

三脚の用意もしないし、きちんと撮影ポイントも押さえない。
ついでのやっつけ仕事で撮った写真はやっぱりねという出来栄えで何とも恥ずかしい限りです。
ま、得意の言い訳はさておき、では得意の丸投げを。→奈良ブロガー乙女部部長の花火写真でご堪能下さいませ。
そして動画はこちらでご覧いただけます。

大門市場レポはまた明日に・・・。

2010年1月22日金曜日

夕暮れ散歩

久しぶりに奈良公園へお散歩。夕暮れ時はもう誰もいなくて、三月堂の前では・・・。

   キョロッキョロッ。誰もいないよね?
よし今だ!chuッ♡ じゃ、私もchuッ♪

おっと、これは失礼。
では、明日 山焼きが行われる若草山山麓の方でも下見に行きましょうかね。
山麓では鹿さん達が勢揃いしてお出迎えしてくれましたよ。  
  ここからの眺めは迫力あるよー。

こちらの鹿くん、ガイドぶりがサマになってるじゃないですか。
と、感心していたら何やらあちらの方からも鹿の声が聞こえてきます。
  浮雲園地からもいい眺めですぜ!
さすが、奈良の鹿はみんな案内上手なのね。
さぁ明日の若草山山焼きはどこから見ようかしらね。
今年は花火がすごいらしいし楽しみなこと♪

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下見を兼ねて歩いているうちに日が暮れていき・・・。
 東大寺東塔跡から夕日を望む。

     鏡池の方に沈む夕日。

博物館前の空には三日月 

 興福寺五重塔にも三日月。
このあたり、興福寺の境内からも若草山は一望できて鑑賞スポットにいいかも。

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その後は「シネマデプト友楽」で「今度は愛妻家」を観る。
この映画、ちょっと泣けて意外な展開があってジーンときて。トヨエツもかっこよかったし。

そして、こんなお知らせがありました。

もうすぐ閉館かと思うと名残惜しいです。
最後にもう一回くらい観に来たいけど・・。