今日は、ほぼ一年ぶりになりますが、
フトルミン工場跡を
見学させていただきました。
ここは大正末期から昭和50年代半ばまで、「フトルミン」という名前の
人腸乳酸菌飲料を研究開発・製造していた工場があったところで
操業を停止されてほぼ30年になりますが、今でも
往時の建物がひっそりと佇んでいてノスタルジックな雰囲気が漂う所です。
先日、ひょんなことから小川酒店のたーさんとお話をしていて
たーさんのお母さまも子供時代にフトルミンを愛飲されていたことがわかり
フトルミンのKさんにそのお話をしましたら、是非その頃の様子を
お聞きしたいということで、たーさんのお母さまをメインゲストに
智林堂さんもご一緒の、「工場跡見学会」ツアーを企画したのでした。
見学ツアーの内容は、お二人がそれぞれアップされています。
こちらとこちらをご覧いただければ詳しくわかりますので
奈良倶楽部通信ではお二人の画像と重ならないような写真を・・・☆
・・・・・しかし、今回は自分の性格がよくわかりましたわ。
相変わらず私は・・・(昨年にお伺いした時もそうだったけれど)
「この雰囲気、素敵♪」というような見た目感覚的な基準で盛り上り。
同行の智林堂さんが鋭く要所を押さえた写真を撮っていることが
「ごはん芽屋」ランチの席で判り・・・ そしてアップされた記事を読んで
きちんとわかりやすくツボを押さえて説明されている、と益々尊敬の眼差しに。
そして、工場跡のいたるところに残っている配管配線から、フトルミン工場が
かつて活気に満ち満ちていた時の鼓動や音や熱や蒸気を確かに感じ取って
大興奮のたーさんの感動。たーさんのこの時の感動を、工場も感じ取って
建物がとても喜んでいたように、ふと思いました。
そういう場にご一緒させていただき楽しかったです。ありがとう。
奈良乙女's(たーさんのお母さまも入部なのね)の皆さま。
そしてKさんご夫妻、ありがとうございました。
東大寺別火坊への石段が
工場の窓から見える・・・。
小さなホテル奈良倶楽部