今月行われる伝統行事や特別公開やイベント情報など
奈良への旅のご参考にどうぞ・・・☆
<<特別公開>>
◇東大寺「俊乗堂」特別公開 7/5 11:00~16:00
鎌倉時代に大仏殿などを復興した俊乗房重源上人のご命日に、
俊乗堂(元禄年間に公慶上人が重源上人の功を讃えるために建立)中の
日頃非公開の重源上人坐像(国宝)が一般公開されます。
※俊乗堂は鐘楼の傍に建つ。入堂無料
問合せ:東大寺(tel 0742-22-5511)
◇興福寺「三重塔内陣」特別公開 7/7 9:00~16:00
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、
弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。
三重塔内に安置してあるこの窪弁才天像をお祭りするため
一年に一度法要が営まれ、この日に内陣が拝観できます。
興福寺といえば五重塔が有名ですが、
三重塔は南円堂西側に建っています。
問合せ:興福寺(tel:0742-22-7755)
<<伝統行事>>
◇白毫寺「えんまもうで 」 7/16 10:00~
閻魔王の縁日に無病息災を祈る行事。
ご住職直筆のうちわが配られる。(無くなれば終了)
拝観料:400円
問合せ:白毫寺(tel 0742-26-3392 )
◇法華寺「蓮華会式(れんげえしき)」 7/17 16:00~
本尊十一面観音を供養し、夏の疾病の厄除け祈願をする法要。
奈良時代から伝わる。
問合せ:法華寺(tel 0742-33-2261)
◇伝香寺「地蔵会 着せ替法要」 7/23
裸のお地蔵さんとして知られる秘仏地蔵菩薩立像が特別開扉。
衣の着せ替えは何よりの供えとして
興福寺の妙法尼が母の菩提を弔うため1228年より始められた。
問合せ:伝香寺(tel 0742-22-1120)
◇帯解寺「子安地蔵会」 7/23,7/24 19:00~
安産祈願のお寺として知られる。
本尊の子安地蔵は鎌倉時代の寄木造。(重要文化財)
問合せ:帯解寺(tel 0742-61-3861)
◇東大寺「解除会(げじょえ)」 7/28
大仏様の前に茅草で作った約2mもの茅の輪が設けられ、
東大寺の僧侶がこれをくぐって、
盧舎那仏に夏越しを祈る法要が行われる。
<<イベント・ミュージアム情報>>
◇「国宝 法隆寺金堂展」奈良国立博物館 7/1より四天王像が四体揃います。
◇「ライトアッププロムナード・なら2008」 7/1より 19:00~22:00
※7/7だけライトアップはお休みです。
小さなホテル奈良倶楽部
2008年6月30日月曜日
2008年6月29日日曜日
春日奥山遊歩道の巨樹めぐり~その5
春日奥山遊歩道の巨樹巡り、
ご一緒に楽しんで頂けましたでしょうか?
今回はマップの巨樹を確認しながらのウォーキングでしたが
周りの木々の風景を楽しみながら・・・
誰かとお喋りを楽しみながら・・・
呼吸を整え歩くことを純粋に楽しみながら・・・
原生林の森で森林浴を楽しみながら・・・
四季折々の自然の美しさを楽しみながら・・・
色々な楽しみ方で
東大寺や春日大社といった寺社仏閣をちょっと離れた所にある
太古から続く森を楽しんでいただければ嬉しいなと思います。
私は奈良倶楽部のHPの「ご挨拶」のところに書きました、
私たちは、奈良という古い街に流れるゆったりとした時間や、
緑多い奈良公園のなかの木々の美しさ……、
木漏れ日、新緑、紅葉、冬の雑木林など、
世界遺産に指定された歴史的建造物だけではない
奈良の自然の魅力や四季折々の美しさを、
お客さまに感じていただきたいと願っております。
という想いをホスピタリティの一つとして考えています。
この巨樹巡りのウォーキングも、
お寺や仏像・・いつもの観光地奈良とはちょっと違った
奈良の魅力に触れていただく機会になれば幸いです。
ではたくさん撮った写真の中でちょっとユニークな樹を
ご紹介しますね。
「ハーイ」と手を上げ歓迎してくれてるような・・
たくさんの腕を広げて「おいでおいで」って^^
天真爛漫~♪まっすぐ上に素直に伸びやかに^^
2本の樹が仲睦まじく絡みあってるのかな?
蔓が巻き巻きの樹も
タトゥーみたいだったり
象肌だったり
毛深かったり^^
途中で分かれた幹も潔い形をしていて
見ていて飽きない。。。☆
まだまだ見落とした木々もあるので
今度は秋の終わりの名残の紅葉の頃に歩いてみようと思ってます。
参考マップ:http://narashikanko.jp/j/whatsnew/kyoju/img/kyoju.pdf
小さなホテル奈良倶楽部
ご一緒に楽しんで頂けましたでしょうか?
今回はマップの巨樹を確認しながらのウォーキングでしたが
周りの木々の風景を楽しみながら・・・
誰かとお喋りを楽しみながら・・・
呼吸を整え歩くことを純粋に楽しみながら・・・
原生林の森で森林浴を楽しみながら・・・
四季折々の自然の美しさを楽しみながら・・・
色々な楽しみ方で
東大寺や春日大社といった寺社仏閣をちょっと離れた所にある
太古から続く森を楽しんでいただければ嬉しいなと思います。
私は奈良倶楽部のHPの「ご挨拶」のところに書きました、
私たちは、奈良という古い街に流れるゆったりとした時間や、
緑多い奈良公園のなかの木々の美しさ……、
木漏れ日、新緑、紅葉、冬の雑木林など、
世界遺産に指定された歴史的建造物だけではない
奈良の自然の魅力や四季折々の美しさを、
お客さまに感じていただきたいと願っております。
という想いをホスピタリティの一つとして考えています。
この巨樹巡りのウォーキングも、
お寺や仏像・・いつもの観光地奈良とはちょっと違った
奈良の魅力に触れていただく機会になれば幸いです。
ではたくさん撮った写真の中でちょっとユニークな樹を
ご紹介しますね。
「ハーイ」と手を上げ歓迎してくれてるような・・
たくさんの腕を広げて「おいでおいで」って^^
天真爛漫~♪まっすぐ上に素直に伸びやかに^^
2本の樹が仲睦まじく絡みあってるのかな?
蔓が巻き巻きの樹も
タトゥーみたいだったり
象肌だったり
毛深かったり^^
途中で分かれた幹も潔い形をしていて
見ていて飽きない。。。☆
まだまだ見落とした木々もあるので
今度は秋の終わりの名残の紅葉の頃に歩いてみようと思ってます。
参考マップ:http://narashikanko.jp/j/whatsnew/kyoju/img/kyoju.pdf
小さなホテル奈良倶楽部
春日奥山遊歩道の巨樹めぐり~その4
いよいよ道程は若草山山頂から遊歩道北部終点まで
下りコースなので時間にして30~40分ほどの距離です。
それにしても若草山山頂は何て気持ちのいいところ!
気分爽快☆で本当にいい所だなあと思う。
心臓がう~んと伸びしている気分♪
春日大社の神体山 御蓋山もいつものぽっこり姿で
私の気持ちをゆるゆる嬉しい気分にしてくれる。
御蓋山・・・神さまのいらっしゃるという聖なる山。
私はあまり霊気とか感じるのでなく、
この山を見るといつも嬉しい気分をもらえるのだ。
どうしてかな・・・不思議。
ゆっくり山頂で休憩をして、頑張って山を下ります。
409ヤマザクラ
(樹名の前の番号は巨樹マップ記載の番号です。)
この山一帯のヤマザクラはどれも25mくらいある。
花の時期にもう一度見てみたいな。天空から降り注ぐ花吹雪も。
木の根っこを見る。
根っこにも年輪が!
403ツクバネガシ
樹高23m。枝にはカエデやアセビが寄生している。
月日亭を過ぎて
402イチイガシ
小枝が多いが枯れていて幹に空洞がある。樹高33m。
そしてマップ上の最後の巨樹
401イヌシデ
樹高22m、コブのある老木。
コブのアップは・・
水谷茶屋まで下りてきました。
最後に
春日大社駐車場入り口の北側あたりには藤の巨木がごろごろと。
来年の藤の時期には要チェックですね。
巨木を探して確かめながらの行程だったので
ゆっくり目の速度で歩いてちょうど5時間の道のりでした。
お疲れさまでした~☆
まだまだ続く・・・
小さなホテル奈良倶楽部
下りコースなので時間にして30~40分ほどの距離です。
それにしても若草山山頂は何て気持ちのいいところ!
気分爽快☆で本当にいい所だなあと思う。
心臓がう~んと伸びしている気分♪
春日大社の神体山 御蓋山もいつものぽっこり姿で
私の気持ちをゆるゆる嬉しい気分にしてくれる。
御蓋山・・・神さまのいらっしゃるという聖なる山。
私はあまり霊気とか感じるのでなく、
この山を見るといつも嬉しい気分をもらえるのだ。
どうしてかな・・・不思議。
ゆっくり山頂で休憩をして、頑張って山を下ります。
409ヤマザクラ
(樹名の前の番号は巨樹マップ記載の番号です。)
この山一帯のヤマザクラはどれも25mくらいある。
花の時期にもう一度見てみたいな。天空から降り注ぐ花吹雪も。
木の根っこを見る。
根っこにも年輪が!
403ツクバネガシ
樹高23m。枝にはカエデやアセビが寄生している。
月日亭を過ぎて
402イチイガシ
小枝が多いが枯れていて幹に空洞がある。樹高33m。
そしてマップ上の最後の巨樹
401イヌシデ
樹高22m、コブのある老木。
コブのアップは・・
水谷茶屋まで下りてきました。
最後に
春日大社駐車場入り口の北側あたりには藤の巨木がごろごろと。
来年の藤の時期には要チェックですね。
巨木を探して確かめながらの行程だったので
ゆっくり目の速度で歩いてちょうど5時間の道のりでした。
お疲れさまでした~☆
まだまだ続く・・・
小さなホテル奈良倶楽部
2008年6月28日土曜日
春日奥山遊歩道の巨樹めぐり~その3
さて、いよいよ遊歩道北部に入ります。
芳山交番所を抜け、ドライブウェーを一路まっすぐと。
北部エリアにはマップ上に19本の巨木がマークされています。
樹木に名札などが付いていると判り易いのですが
あまり馴染みがない木はほとんど探しきれず
半分くらいしかチェックできておりませんが・・。
ではまず、
419ミズメ
樹高20m。落葉樹 樹液は薬品の臭いがするそうです。
418アカシデ
樹高24m。
415ヤマザクラ
樹高25m。
この後、樹高30~40m級の杉木立を通り
若草山山頂への分岐点へと続くのですが、
上記の「419ミズメ」と「418アカシデ」の間に
「鶯の滝」へ行く大原橋があります。
「鶯の滝」まではアップダウンも急なので
脚の疲れのことを思うと立ち寄るかどうか迷うのですが
ブロガーとしてはやっぱり行くっきゃないものね^^
ところで、この「鶯の滝」までの道中にまたこんな所が!
興福寺別院歓喜天って・・。
好奇心から立ち寄ってみることに。(階段きついけど・・)
一面、苔に覆われ廃寺のようなすごい所。
怖いような凄さを感じながらも寂しい美しさもあり
う~ん、ここは一体どういう所なんだろう。。。
気になりながらも(秋には紅葉がすごそうだ。。)
鶯の滝まで頑張って歩きます。
かわいい紫陽花の花にほっこりと~
この辺りの湧き水はみんな鶯の滝に集まり、
この滝が佐保川の源流になっています。
かつて12年程前に夫がこの山を縦横無尽に駆け走っていた時に
この滝から流れる水路を伝って山を降りて行ったら、
佐保川の源流である飯守町まで抜け出たそうで・・・
こんな話は今初めて聞いた話で
きっと危ない所も歩いていたのかと思うと
ホントにもぉ~!と。
それにしてもアウトドアな人やなぁ。。。
マップには大原橋から鶯の滝まで徒歩7分と書かれてますが、
急な坂道がきつすぎて私はたっぷり往復1時間かかりました。
それではまたドライブウェーを通って若草山山頂へ向かいます。
遊歩道北部の道程もここでちょうど半分です。
では続きは、その4へ・・・。
小さなホテル奈良倶楽部
芳山交番所を抜け、ドライブウェーを一路まっすぐと。
北部エリアにはマップ上に19本の巨木がマークされています。
樹木に名札などが付いていると判り易いのですが
あまり馴染みがない木はほとんど探しきれず
半分くらいしかチェックできておりませんが・・。
ではまず、
419ミズメ
樹高20m。落葉樹 樹液は薬品の臭いがするそうです。
418アカシデ
樹高24m。
415ヤマザクラ
樹高25m。
この後、樹高30~40m級の杉木立を通り
若草山山頂への分岐点へと続くのですが、
上記の「419ミズメ」と「418アカシデ」の間に
「鶯の滝」へ行く大原橋があります。
「鶯の滝」まではアップダウンも急なので
脚の疲れのことを思うと立ち寄るかどうか迷うのですが
ブロガーとしてはやっぱり行くっきゃないものね^^
ところで、この「鶯の滝」までの道中にまたこんな所が!
興福寺別院歓喜天って・・。
好奇心から立ち寄ってみることに。(階段きついけど・・)
一面、苔に覆われ廃寺のようなすごい所。
怖いような凄さを感じながらも寂しい美しさもあり
う~ん、ここは一体どういう所なんだろう。。。
気になりながらも(秋には紅葉がすごそうだ。。)
鶯の滝まで頑張って歩きます。
かわいい紫陽花の花にほっこりと~
この辺りの湧き水はみんな鶯の滝に集まり、
この滝が佐保川の源流になっています。
かつて12年程前に夫がこの山を縦横無尽に駆け走っていた時に
この滝から流れる水路を伝って山を降りて行ったら、
佐保川の源流である飯守町まで抜け出たそうで・・・
こんな話は今初めて聞いた話で
きっと危ない所も歩いていたのかと思うと
ホントにもぉ~!と。
それにしてもアウトドアな人やなぁ。。。
マップには大原橋から鶯の滝まで徒歩7分と書かれてますが、
急な坂道がきつすぎて私はたっぷり往復1時間かかりました。
それではまたドライブウェーを通って若草山山頂へ向かいます。
遊歩道北部の道程もここでちょうど半分です。
では続きは、その4へ・・・。
小さなホテル奈良倶楽部
春日奥山遊歩道の巨樹めぐり~その2
奈良倶楽部から遊歩道入り口まで歩いて約45分。
春日大社の神域「春日山原生林」(世界遺産)の周りを歩きますので
まず途中に春日大社へ寄ってお参りをしました。
春日大社本殿から若宮神社への途中にある、
御蓋山山頂の本宮へ向かって遥拝する「本宮遥拝所」
金龍神社の傍を通って遊歩道入り口へ。
すぐにマップ上に記載されている巨樹たちが迎えてくれます。
(樹木名の前に記した番号はマップ上の樹木番号です。)
502イチイガシ
樹周5,8m。樹高36m。
503エドヒガン
樹高23m。南部交番所の屋根を越えて大きく張り出した枝。
お彼岸の頃に淡い紅色の花を咲かせて綺麗です。
508ツブラジイ
樹高31mの上部
511エノキ
地上2mあたりから大きく枝分かれした幹周4mを越える巨樹。
象の脚のような皮目をしている。樹高27m。
↓
512イヌザクラ
妙見堂そばにあり谷に大きく枝を張り出している。樹高22m。
ここまでマップを見ながらだったので1時間もかかり
まだ先は長いので、どんどん進みます。
「それにしても、老犬を連れてこなくてよかったね。」と
こんな素晴らしい森林を歩きながらも、夫婦の会話は、
「もし犬も一緒だったらどうだったろう・・・」とかばかり^^
「グーが若い頃は僕、毎日この道をジョギングしてたのに」
懐かしい思い出話も出てきます^^
10年程若かりし頃、
愛犬グーが1~2歳、夫も40歳の頃、
山歩きに山走りが大好きだった頃。
その頃勉強していた資格試験の丸暗記には
ジョギングがすごく効果あったようで、
びっくりされるかもしれませんが、
犬を連れて冬場の毎日、春日山を縦走していたのです。
私はまだ4~5回しか歩いていないので
道中の感覚を覚えるのに必死です。
(今度は一人で歩いてみたいな・・と思いつつ)
遊歩道南部の半分以上が過ぎました。
513イロハモミジ
この辺りには石のベンチや休憩所あり。(トイレは無い)
ここからは、
天を覆い視界を遮るくらい高い木々が続きます。
また、聳え立つような高いスギも多く続きます。
スギは樹高45mという巨木もあります。
首切り地蔵の休憩所(トイレ有り)まで来ました。
荒木又右衛門が試し斬りしたと伝えられる
首切り地蔵。(鎌倉時代の作)
ここから芳山交番所まで滝坂の道を歩くことにしました。
右が滝坂の道、左が遊歩道。
滝坂の道は江戸中期に奈良奉行によって敷かれた石畳の道。
昭和初期まで柳生と奈良を結ぶ生活道として使われていました。
(昔、この滝坂の道から柳生街道を円成寺まで歩きましたが
大変険しかったです。片道3時間以上かかったような記憶が・・)
ここからの滝坂の道の途中には石窟仏があります。
(※夕日観音、寝仏、朝日観音などの石仏は
この首切り地蔵までの私達が歩いていない道中にあります。)
詳しい説明は・・
↓
上の3枚の写真の石窟仏は本当は金網の中にあるのです。
滝坂の道は登りがきついです。
ようやく芳山交番所に到着。
ここから若草山までは奥山ドライブウェーを通ります。
車道だけど舗装されてないので遊歩道と勘違いしそうです。
通行車には気をつけないと!でも歩いている間の1時間中には
2台しかすれ違わなかったです・・・。
ドライブウェーから鶯の滝、そして若草山山頂へは
その3に続きます。
小さなホテル奈良倶楽部
春日大社の神域「春日山原生林」(世界遺産)の周りを歩きますので
まず途中に春日大社へ寄ってお参りをしました。
春日大社本殿から若宮神社への途中にある、
御蓋山山頂の本宮へ向かって遥拝する「本宮遥拝所」
金龍神社の傍を通って遊歩道入り口へ。
すぐにマップ上に記載されている巨樹たちが迎えてくれます。
(樹木名の前に記した番号はマップ上の樹木番号です。)
502イチイガシ
樹周5,8m。樹高36m。
503エドヒガン
樹高23m。南部交番所の屋根を越えて大きく張り出した枝。
お彼岸の頃に淡い紅色の花を咲かせて綺麗です。
508ツブラジイ
樹高31mの上部
511エノキ
地上2mあたりから大きく枝分かれした幹周4mを越える巨樹。
象の脚のような皮目をしている。樹高27m。
↓
512イヌザクラ
妙見堂そばにあり谷に大きく枝を張り出している。樹高22m。
ここまでマップを見ながらだったので1時間もかかり
まだ先は長いので、どんどん進みます。
「それにしても、老犬を連れてこなくてよかったね。」と
こんな素晴らしい森林を歩きながらも、夫婦の会話は、
「もし犬も一緒だったらどうだったろう・・・」とかばかり^^
「グーが若い頃は僕、毎日この道をジョギングしてたのに」
懐かしい思い出話も出てきます^^
10年程若かりし頃、
愛犬グーが1~2歳、夫も40歳の頃、
山歩きに山走りが大好きだった頃。
その頃勉強していた資格試験の丸暗記には
ジョギングがすごく効果あったようで、
びっくりされるかもしれませんが、
犬を連れて冬場の毎日、春日山を縦走していたのです。
私はまだ4~5回しか歩いていないので
道中の感覚を覚えるのに必死です。
(今度は一人で歩いてみたいな・・と思いつつ)
遊歩道南部の半分以上が過ぎました。
513イロハモミジ
この辺りには石のベンチや休憩所あり。(トイレは無い)
ここからは、
天を覆い視界を遮るくらい高い木々が続きます。
また、聳え立つような高いスギも多く続きます。
スギは樹高45mという巨木もあります。
首切り地蔵の休憩所(トイレ有り)まで来ました。
荒木又右衛門が試し斬りしたと伝えられる
首切り地蔵。(鎌倉時代の作)
ここから芳山交番所まで滝坂の道を歩くことにしました。
右が滝坂の道、左が遊歩道。
滝坂の道は江戸中期に奈良奉行によって敷かれた石畳の道。
昭和初期まで柳生と奈良を結ぶ生活道として使われていました。
(昔、この滝坂の道から柳生街道を円成寺まで歩きましたが
大変険しかったです。片道3時間以上かかったような記憶が・・)
ここからの滝坂の道の途中には石窟仏があります。
(※夕日観音、寝仏、朝日観音などの石仏は
この首切り地蔵までの私達が歩いていない道中にあります。)
詳しい説明は・・
↓
上の3枚の写真の石窟仏は本当は金網の中にあるのです。
滝坂の道は登りがきついです。
ようやく芳山交番所に到着。
ここから若草山までは奥山ドライブウェーを通ります。
車道だけど舗装されてないので遊歩道と勘違いしそうです。
通行車には気をつけないと!でも歩いている間の1時間中には
2台しかすれ違わなかったです・・・。
ドライブウェーから鶯の滝、そして若草山山頂へは
その3に続きます。
小さなホテル奈良倶楽部
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