2009年5月31日日曜日

”ならまちナイトカルチャー”は面白い!



もう今日で終わった催しなのですが・・・
「ならまちナイトカルチャー」に行ってきました。

昨年の秋の正倉院展の頃に、初めて開催されて
(その時に奈良倶楽部通信でご案内した記事はこちら。)
奈良にご宿泊の観光客の方々に好評だったナイトカルチャー。

この催しは、年々宿泊客が減少傾向にある奈良の
「夜の奈良には何もない」というイメージを払しょくするため
ならまち振興財団が企画したもので
昨年秋の催しでは20日間で約1000人の方々が楽しまれたそうです。

奈良の伝統工芸や(墨や筆、透かし彫りを作る体験をしたり)
奈良が発祥の地である伝統芸能(大蔵流狂言や金剛流による能や雅楽)
の鑑賞や、奈良にちなんだ落語やミュージカルの鑑賞など
期間中、曜日ごとに決められた内容が催されます。

日本の伝統芸能や伝統工芸と縁深く、その芯のところにある「奈良」。
文化の面で「奈良」が担ってきたものや、培ってきたものを
奈良に来られた方々にもっとアピールできたらいいですよね。

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ナイトカルチャーは期間中の夜8時から9時の間に催されます。
宿泊の方々の夕食が済んだ頃合を考えた時間設定のようですね。
申し込みは当日の夜7時までにお電話で。
その日のスケジュールと調整しながら気軽に参加できるのがいいです。

日曜日の「ならまちナイトカルチャー」の演目は
金剛流シテ方植田恭三師の「船弁慶」でした。

8時から9時までを大体15分ずつくらいに4つに分け、
最初に植田恭三さんによる演目の解説があり
次に森田流笛方の斉藤敦さんによる笛の演奏。
そしていよいよ「船弁慶」が演じられます。

「船弁慶」本来は1時間15分くらいの演目だそうですが
ナイトカルチャーでは15分という時間で、見どころの一部を
ひとつの能にまとめて見せて下さいます。

こういう形を「デッサン能」というようです。
デッサン能・・・橋掛も幕もないいわば「お茶の間舞台」で
能楽を構成するぜいたくを極力きりつめ、能の良いところを
素描表現してみていただこうというもので、今までにも
ならまち格子の家で定期的に行われています。


15分は、あっという間で、物足りないといえば物足りないのですが
旅の途中でちょっと楽しむ分には、ちょうどいいかもしれません。
最後に質問コーナーがあって、最初の解説と合わせて
裏話的なお話も聞け、私のような初心者でも楽しい1時間でした。
これからもっとお能にも興味を持ってみたいと思った夜でした。

次回の「ならまちナイトカルチャー」は
正倉院展の時期に合わせて2週間ほど開催されます☆
次回は、もう少し早い目にお知らせできるように致しますね。

トップの写真は、開演15分前 ならまちセンター内の能舞台。
開演される頃には満席のお客様でした。外国の方あり、旅の方あり。
それぞれ楽しまれていた様子でした。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月30日土曜日

桑の実とヤマボウシ

二月堂裏参道に、ヤマボウシと向かい合って
桑の木があることに今日気がついた。

   
      
鈴生りの実。 ぼんやり見上げて眺めていたら、ぽとぽと落ちてきて
もう少しで紫色に染まりそうになった。
桑の実がおいしそうで、捥いで食べたかったけれど、手が届かず残念。

それにしても・・・
花も実も、生ってこそしか気がつかないなんて!
花が散り実が落ちて、生い茂った葉だけの木になった時に
その葉も落ち葉となり木立だけの姿になった時に
これは何の木、あれは何の木と言えるような大人になりたかったのに。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月29日金曜日

今週末まで延長*こやでエプロン展

先週末は何だかんだと忙しくて、うまくタイミングが合わずに
伺うことができなかった 畑の中のこや「アトリエ エトセトラ」での
「EARTH COLOR 夏のエプロン」展

うれしいことに今週末まで延長されていると聞いて
行ってきましたー☆


   
      

「アトリエ エトセトラ」のメンバー、Bagelさんのブログから
天理にある「EARTH COLOR」さんのお店にたどり着いたのは昨年のこと。
(その時の奈良倶楽部通信の日記はこちらこちら。)
それ以降、すっかり「EARTH COLOR」エプロンを愛用のわたくし。
夏バージョンは肩ひもが太いめのタイプを。
(細い肩ひもだと微妙に肩凝りになっちゃうのだけれど、これは大丈夫!)

今週末といっても、明日の土曜日までなので エプロン好きの方
この機会にどうぞお出かけくださいね☆

::

と、ここまで書いて白状しちゃうと
私のエプロンは「EARTH COLOR」さんまで買いに走ったもの^^
先週末に「エトセトラ」へ伺えなくて、つい先日
「え~い、それなら天理まで」と走って行ったのでした。

エプロンがあまりに使い心地がよかったので、ご紹介用の写真撮りに
「エトセトラ」のある畑の場所も気持ちのいいところだし
はちみつも欲しかったし・・・そんなわけで、今日のお昼は「エトセトラ」へ。

そして、ここまで書いてBagelさんの日記 を覗いてみると
あらら、奈良倶楽部のことを書いてくださってる!
そう、”お仕事”でお立ち寄り下さったのでした。
ん?お仕事?
うふふ、自分へのバースディプレゼントに
名刺とショップカードの 素敵なデザインをお願いしたのでした。
出来上がりが楽しみです♪

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月28日木曜日

ご近所散歩と妊娠中の鹿


    
        
ご近所猫と見合ったり、梅の実を採ったり♪

   
      
もうすぐ田植えかしらと気にしたり。

     

   
       
お花の写真も撮らなきゃ・・・と
ご近所廻りも忙しいものです☆

大仏殿裏手の山のあたりの鹿の群れ。

こちら講堂跡では 
妊娠中の鹿や角が折れた鹿を発見しました。
(帰宅して鹿愛護会へ連絡しましたら早急に現場へ駆けつけますと。)

正倉院北側の塀には、富本憲吉作品のモチーフにもなっている
五弁の白い花「定家蔓」でしょうか? (こちらで教えてもらいました。)

    
        
かわいい花が咲いていました。
ぐるっと小1時間の気晴らし散歩☆あ~すっきり、リフレッシュ!



追記::鹿愛護会の方に聞いた話。

妊娠中の鹿を見つけては、順次「鹿苑」に保護されているのですが
臨月近くになるまでお腹の膨らみに気がつかないので
「鹿苑」に保護されないで出産する鹿も多いらしいです。
本来野生の鹿にとって、それは当たり前のことなので
「鹿苑」で出産しなくても大丈夫なのですが、
では何故、保護をして出産させているかというと
出産し終えた母鹿が人間に攻撃的になることが多いからなのですって。

あまり鹿の出産事情に詳しくなかったので
ほとんどの鹿は「鹿苑」に保護されて出産するのだと思ってましたが
実はそうでない鹿もかなりの数になるのですね。

ということは・・・・・
以前の日記にも書きましたが
もう一度、鹿愛護会のHPに書いてあった注意を記しておきます。

母鹿は、子鹿を出産した直後約2週間は母性本能が強く
子鹿に近づくといきなり攻撃してくることがあります。
もし公園内で子鹿を発見しても、近づいたりさわったりしないようお願いします。 また子鹿にさわると、人間の臭いがついて、
母鹿が自分の子鹿を識別できなくなり、母乳を与えなくなることがありますので 絶対に触らないようご協力ください。
愛らしい子鹿たちが奈良公園にデビューするのは、7月中頃になります。
子鹿が母鹿の後について道路に飛び出すこともありますので
公園内の道路では、じゅうぶん徐行運転をお願いします。
 

もし妊娠中の鹿や怪我をしている鹿を見つけたら
愛護会までご連絡下さいということでした。
お財布に入れていた 鹿愛護会の会員証には肝心の電話番号が
記載されていなかったので、帰宅してから
鹿愛護会の電話番号(0742-22-2388)を携帯に登録。
これで何かあっても一応安心です。


小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月25日月曜日

6月のお出かけ情報



6月に行われる伝統行事や特別公開などの情報です。
奈良への旅のご参考にどうぞ・・・☆

<<秘仏など特別公開>>

◇6/1~8/9 談山神社「秘仏如意輪観音特別公開」
      
◇6/1~9/30 室生寺「金堂堂内外陣からの特別拝観」
  普段は身近に拝むことができない国宝の釈迦如来立像や
  十一面観音立像、運慶作と伝えられる十二神将像などが
  堂内の外陣から特別拝観できます。

◇6/3~6/7 唐招提寺「鑑真和上坐像・御影堂障壁画特別開扉」
  鑑真和上の命日にあわせた特別開扉。
  6/5には9:00~御影堂にて献香献茶
      16:00~講堂にて法要が営まれる。
  命日の6/6には13:00~講堂にて舎利会、
  その後御影堂、開山御廟にて法要が営まれます。

◇6/5~6/9 法華寺「国宝十一面観音像特別開扉」

◇6/6 秋篠寺「大元帥明王像特別開扉」
  奈良時代最後の天皇である光仁天皇の勅願により開かれ、
  真言密教の場として隆盛を極めたお寺。 
  大元帥明王が出現されたという伝説があり、
  一年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
  昨年の日記にこの日の様子をアップしています→

<<伝統行事やお祭りなど>>

◇6/5 「シャカシャカ祭り」
  麦わらで作った8寸位の蛇を子供達が担いで町内を練り歩き  
  ヨノミの木に巻きつけ蛇の供養が行われます。
  橿原市上品寺町本村
  問合せ:橿原市観光課(0744-22-4001)

◇6/7 「今里の蛇巻き・鍵の蛇巻き」
  今里は新麦わらで、鍵は新稲わらで蛇を作り
  13~17歳の少年が担いで歩く豊穣祈願のお祭りです。
  問合せ:田原本町産業観光課(0744-34-2080)

◇6/6・6/7 浄瑠璃寺「行者まつり
  
◇6/13 弘仁寺「黄金(こがね)ちまき会式」
  
  黄金色の紐で結んだ厄除けのちまきをご本尊・虚空蔵菩薩に供え、
  五穀豊穣を祈願する。
  ちまきには家内安全無病息災の功徳があるといわれています。
  当日は拝観無料
  
◇6/16 14:00~當麻寺中之坊「中将姫髪供養会・諸願祈祷祭」
  
  髪供養は、天平宝字7年6月15日に剃髪した中将法如が 
  翌日16日その髪をもって阿弥陀三尊の梵字を刺繍(霊宝館に収蔵)して
  阿弥陀如来への感謝を表現したという故事に基づき、
  髪に感謝を込めて供養し、諸願成就を願う祈願祭です。
  参拝者は自身の頭髪を少し切り半紙に包んで持参すれば、
  2時より行われる法会にて供養され髪塚に収められます。
  (当日お寺で切ることも可能)
  
◇6/16・6/17 率川神社「三枝祭(さいくさまつり)-ゆり祭-」
  
  率川神社は大神神社の摂社で平城遷都以前からある
  奈良市最古の神社です。
  三枝祭は飛鳥時代から伝わる日本最古の祭の一つ。
  文武天皇の時代の「大宝令」にも国家の祭として定められている。

  6/16 11:09に大神神社で祈願を受けた「ささゆり」がJR奈良駅到着。
     神職たちが列を整え、三条通りを率川神社へ向かい
     12:00~ささゆり奉献祭が行われる。

  6/17 10:30~神事 13:30~七媛女・稚児行列
     清楚な百合が、神楽を舞う巫女や奉仕の乙女達を飾るという
     百合づくしの古式ゆかしい神事です。
     お供えの百合の花は、疫病除けとして参拝者に授けられます。

◇6/23 大安寺「竹供養」と「ガン封じの祈祷法要」
  
  古来中国ではこの日に竹を植えるとよく育つと云われる故事に倣って
  青竹の供養奉納が行われる。
  当日はガン封じに薬効があるといわれる笹酒が振舞われる。
  拝観料:500円(笹酒含)
  問合せ:0742-61-6312

◇6/25 菅原天満宮「誕生祭と鷽替神事」
  昨年「鷽替神事」に参加したときの日記はこちら

◇6/30「夏の大祓い」
 ・春日大社「夏越大祓式」
 ・大神神社「大祓みわの茅の輪神事」
 ・橿原神宮「大祓」
 ・石上神宮「でんでん祭り」
 ・大和神社「夏越の大祓式・茅の輪くぐり」
 ・談山神社「中臣大祓式」           他、各地で。
 茅の輪をくぐって半年間に知らずに犯した罪穢れを清める神事。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月23日土曜日

一期一会な可愛い出会い

またまた昨日の続きです++

若草山山麓お土産屋さん通りで鹿の撮影に夢中になっていると
ふっと気付くと可愛い女の子がピタっとついて来ているのです。



「ん?」な私に「すみません、ずっと付いて歩いていいですか?」
と、たどたどしい日本語で「私あれ怖いです。」と鹿を指さして
言います。「あれ、私を襲ってきそうです。そばに寄って来ます。」

「う~ん、それはね。あなたが手に持っている地図を狙ってるのかもよ。」
鹿さん達は紙モノが好きだからね。
「あんまりヒラヒラさせなければ大丈夫よ。」とアドバイスしながら
大仏殿まで行くという彼女を
二月堂経由で途中までエスコート

日本に留学中の友人を訪ねて中国からやってきたそうで
この日は、一人で初めて奈良に遊びに来たのだそう。
今まで行った東京や大阪と随分違って、
都市の中にこれほど自然が残っている奈良に感激しながら
野生の鹿がこれほど普通に存在することにもびっくりしていたのでした。

「鹿はね、観光客そうな人を見ると、おねだりするからね。
何も無い時は、両手を前にストップのように出して、何も無いよという
意思表示をすれば、それ以上おねだりしないから大丈夫よ。」

彼女の持っている地図に、「こことここは行った方がいいよ。」と
お奨めポイントをお節介にもお喋りしながらのひととき。
奈良に来てみてよかった!って思い出して下さったら嬉しいな☆

::

では、お待ちかね++これでも奈良っこのはしくれ
奈良倶楽部オーナーがお届けする、あんまり絵にならなかった
というか、けっこう真面目的な鹿ショットです~。
(やっぱ性格が出るんやね)

まずは鹿の子模様編☆
冬毛が抜け落ち夏毛に変わるこの時期。
もう鹿の子模様が綺麗に現れている鹿もいれば
まだもじゃもじゃの鹿もいるのです。

次は鹿角編☆
こんな初々しい角の鹿もいれば、りっぱな角の鹿もいて。

先っちょはハート型なのね。

そして、こちらは講堂跡で見かけた片角の鹿さん。
南大門辺りにいる片角くんとは違う角の形ですね。


か、痒い~。
角のお手入れに余念がない鹿や蹄を噛みながら恍惚とした鹿も☆


 僕たちを怖がらないで
みんな奈良公園に遊びに来てや~ 。


小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月22日金曜日

若草山から下山と、あるミッション

昨日の続きです++


さて、山頂で雄大な景色に癒された後、
同じコースを下山するのも何だから・・・と
春日奥山遊歩道を通るコースで下山することにしました。

鎌研交番所から水谷神社までのコースは緩やかな斜面で、
ハイキング初心者にはちょうどいい具合の距離です。
登りは1時間くらいかかるのですが、下りは30分かからないくらい。
世界遺産春日山原始林の周囲が遊歩道になっているのです。


  
    
      

市街地から30分も離れていないところにこんな原始林がある
(それも世界遺産!)というのが、奈良の魅力の一つだと思うのですが
今回の私のミッションは、女性一人旅の方にここをお奨めして大丈夫か
ということを、自分なりに検証してみたかったこともあります。

結論を申しますと、やはり一人よりは二人以上で歩かれた方がいい
に越したことはないということです。(歯切れの悪い言い方だけど)
(ヤマヒルやマムシ、野犬も怖いですし・・・)
夫&犬をお供に歩き慣れた道でしたが、初めて一人で歩いた今日は
あまり景色を楽しむ余裕もなく気を張って歩いてしまいましたもの。

まあ、何とか無事に振りだしのスタート地点まで戻ってきました。
このあたり、お土産屋さんが多く、普段なら観光客も多くて、
鹿せんべい目当ての鹿さんも多いところです。

犬のグーと一緒でない今日、私にはもう一つのミッションがありました。
鹿さん達は犬をとても怖がって、犬連れだと固まってしまいます。
つまり、犬と一緒だとちっとも可愛い鹿写真を撮れないのです。

今日こそはこの方に負けないくらい可愛い鹿ショットを撮るぞ!
私だって奈良っこの端くれですからね。

で、可愛い鹿写真は撮れたのでしょうか?
うふふ、これも結論から言うとイマイチな写真しか撮れなかったです^^
でもちょっと可愛い出会いもあったのですよ。(・・・また明日に続く)

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月21日木曜日

若草山に登る



新型インフルエンザ・・・
観光産業、宿泊業の一端にいます奈良倶楽部にとっても
兵庫、大阪で感染が確認された月曜日からは
「奈良は大丈夫ですか?」の問合せや、宿泊のキャンセルもあり
中々平常心を保てなかったりしていました。

小さな宿ということもあり、団体旅行や修学旅行を取っていないので
キャンセル件数にすれば僅かではありますが
社会全体の先行きが不透明なことで意味もなく不安感に駆られたり。

色々思うところもあるのですが、ぽっかりとキャンセルが出た今日。
午前中は家の片付けなどササッと済ませて、午後からはどうしようか。
思い悩んでいてもしようがないので思い切って若草山に登ってみようと。

見晴らしのいい、気持ちのいいところで思いっきり伸びしたり。
春日山原生林の森の中で思いっきり深呼吸してみたり。
そんな身体に気持ちいいことして気分もリセットしようと思ったのでした。

::

若草山周辺は年に2~3度くらいのペースで登っているのですが
いつも裏ルートからばかりで入山口から入山料を払って登ったことがなく。
(大昔にはこのルートから登ったことはあるのですが)
宿泊のお客様には、私の「裏ルート」は、わかりにくいので
わかりやすい入山口からのルートをいつもお奨めしているのですが
奨めている当の本人が、このルートを登っていないのもどうかなと思って
そういう仕事がらみの思惑もあっての若草山登山。

以下、写真と文章で少々長くなりますが・・・。

::

若草山は別名「三笠山(みかさやま)」とも言い
三つの笠が連なる形の山でそれぞれの笠を一重目二重目三重目といいます。
(三笠山は春日大社のご神体山「御蓋山(みかさやま)」とは別ですよ。)

では、入山ゲートで入山料(大人150円)を払って
登りやすい階段から登っていきましょう。

              
一重目の山の斜面 
一重目から二重目にかけてはかなり急な斜面!

このあたりから見える御蓋山(みかさやま)は同じ目の高さに見える。

御蓋山の右側に見える山並みは「山辺の道」に連なる山々でしょうか。
稜線の重なりの色のグラデーションが美しくて大好きな風景。

二重目から大仏殿を望む 

    
        
二重目から三重目まではそれほど急な階段ではなく
ゆるやかに登って行けます。
ようやく三重目。
山頂までは写真を撮りながらのゆっくりペースで40分弱かかりました。
御蓋山は下の方に見えます。


山頂では楽しいおまけが。大阪から来られたご夫婦に教えていただいて
足元に蕨がいっぱい生えているのに気づきました。
山頂からの雄大な風景に癒されるはずが・・・足元の
蕨採りに夢中になってしまった!採りだすと止まらない(笑)

     
収穫はもちろん夕餉の食卓に♪
蕨採りにもう一度登ろうかしらんと思うほど楽しかったし美味しかった。
やはり私は花より団子なのかしら(笑)

このあと、山頂駐車場あたりで少し休憩をして
春日奥山遊歩道から下山することに。(続く・・・。)

::

トップの画像は大仏殿裏の講堂跡。
大仏殿前も入山口辺りのお土産屋さん通りも人出は少なかったけれど
そんな中でも奈良へ来てくださってる方もあり
しみじみとありがたいなぁと思いました。
奈良への旅の思い出が楽しいものでありますように!

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月20日水曜日

くるみの木 25周年おめでとう!

先日お伝えしました「くるみの木 25年分のしあわせな出会い展」に
行ってきました。
         

「くるみの木」が奈良に生まれて25年。その25年の間に出会った
約100名の作家さん達による、ただひとつの作品が勢揃いした
25年分のしあわせな出会い展」が大阪梅田阪急百貨店にて開催の初日。



今回、私もこの企画展にお声をかけていただき
小さな油彩画を出品しているのですが・・・・。

「くるみの木」と出会った頃、はるか昔を懐かしく思い出しながら
「おめでとうー!」という想いを込めて描いたのですが、何しろ、
絵画制作の方はあくまで趣味の範疇。名だたる作家さんの中で
ひょっとして自分の作品が浮いていないかと少々心配でもありました。
でも色んな想いをエッセンスとしてぎゅっと閉じ込めて描いたので
その場で作品が「おめでとう」ってちゃんと発してました。よかった。

『くるみの木 小さな窓から』

こちらは友人の出品作
彼女を中心に、今秋 くるみの木「秋篠の森」にて
ポジャギと白磁の作品展開催の予定です。お楽しみにね♪

こちらは友人tsuguさんの作品。

おにぎりを配達に来られた飛鳥さんや、友人知人とも出会って
自分の作品もまあまあちゃんと頑張ってたし、ちょっとホッと。

私にとっては、いつまでも大先輩。ゆっこさんと出会ったしあわせを
あらためて感謝したひととき。たくさんの出来事いっぱいありがとうね!

::

そうそう、これを書いていて思い出した一こま。
ちょうど10年前に私が初めての個展をした時。
その会場がゆっこさんの自宅近くだったということもあるのですが
おやつやお昼の差し入れなど何か美味しいものを
会期中毎日かかさず届けて下さったことがありました。
あれほど嬉しかったことはなかったなぁ。
今回お声をかけていただいた折に、「私でいいの?」と
思わず言ってしまったのですが
「何言ってるの。ずっと頑張ってきたじゃない。」と
細々とですが継続してきたことを見て誘って下さったのでした。
もっとずっとこれからも自分の道を進んでいくことに
そっと背中を押してもらったようでした。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月19日火曜日

銀輪に魅せられた男達

って、我が夫と実家の父のことですけれどね(笑)

まず、夫。
自転車熱が高じて、奈良サイクリング協会にも入会。
昨日はボランティアとして「ツアーオブジャパン・奈良ステージ」を
沿道でサポートしていました。

この奈良ステージは、国際自転車競技連合公認の国内最大級ロードレース
第2戦目で、朝9:00に大仏殿前を出発し、レース会場となる布目ダムまで
奈良の市内をパレード走行で走り抜けます。
大仏殿を背景に銀輪が古都奈良を疾走する姿も絵になるのですが
実際のレース展開はそれはすごい迫力だそうで。
この迫力あるレース展開に魅せられたのがアマチュア写真家の父。

一昨年は東大寺前でカメラを構えていたのですが、昨年撮影ポイントを
布目ダムのレース会場に移してから今年も獲物を狙うハンターのように
イソイソと朝早くから出かけて行ったそうです。

父の撮影した写真ですが
奈良県山添村布目ダムでのレースの様子をお楽しみ下さい。


レースは布目ダム(1周10・1km)を12周(計121・2km)するもの。
優勝者のタイムは2時間56分2秒だそうです。

  
    
      
レーサーの自転車がパンクすると、すぐ替えられるように
それぞれのチームのサポートカーがサイドを走行しているようです。

ガッツポーズでゴールする優勝者(中国の方だそうです。)

戦い終え自転車もほっこり。


::

ここのところ毎週自転車三昧の夫。
ある時はしまなみ海道を走り(自転車を折りたたんで新幹線で往き)
帰りはフェリー、大阪南港から奈良までまた自転車で帰るという荒業や
ある時は信楽まで往復90kmを走ったり・・・と。
私は一緒に走ることにもう完全に付いていけなくなってます。
当分ママチャリでいいものね^^

・・・ということで、奈良公園周辺うろうろのママチャリダーは私が、
奈良近郊のサイクリングロードなどは夫が、
お客様のご質問などにもお答えできると思います☆

それから、
大仏殿前スタートの様子は智林堂さんのブログに素敵に載っていますよ☆

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月18日月曜日

「cafe Flaska」夜カフェはワインで♪

以前にこのブログでもご紹介したことがある
北欧雑貨のお店『DEAR DEER』さんが、高畑から奈良町近くに
引っ越してカフェも併設し新規オープンされています☆

ずっと気になりながらも、中々伺うこともできずにいましたが。
夜遅くまで営業されているというので昨日ようやく遅い時間にお邪魔しました。

カフェスペースは北欧ビンテージ家具のインテリアが素敵♪

    
        

遅い時間でもあったし、年齢的にも、
それほどたくさんいただくことができない私達なので。


   
      

このようなタバス料理をオーダーしました。
キーマカレーも、スパイスがきいた鶏肉も何もかも絶品!
とても美味しくてグラスワインを何杯もおかわりしてしまいました。
気軽にふらっと楽しめるお店として、美味しくてリーズナブルだし
また子供たちが帰省したら連れってあげたいお店が増えました☆

「cafe Flaska」

奈良市東寺林町7 サンフェアリー1F
tel:0742-93-7670
営業時間:11:30~23:00
定休日:月曜日
同じ店舗内の雑貨「DEAR DEER」は19:00まで。

※実は少し前に、23:00まで開いているからと22:00近くに
寄ったことがあったのですが・・・閉まってました^^;
奈良の夜は早いのです。お客様が少ないと早仕舞いされるお店もあり
一応お電話して確かめてから行かれた方がいいと思います。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月17日日曜日

森林浴

今一番したいことです。



家から30分も歩けば春日山原始林の森の中へ入っていけるのに
なかなか自分時間を作れずにいます。

::

5/15の毎日新聞に「森林浴で免疫力アップ」という記事があり
視覚:森林の景色
嗅覚:木の香り
聴覚:葉ずれの音や小川のせせらぎの音
触覚:樹木や葉、地面の感触
味覚:湧き水の味
・・森林浴の効果として、こうした五感が刺激されることによって
ストレスも軽減されるという・・・

そんな科学的裏付けがなくても私自身の欲求が一番良く知っている♪

新緑眩しい季節に木漏れ日が降りそそぐ森の中をただただ歩く。
そんな様子を想像してみるだけでも気持ちがリラックスできるのです。

いずれ五月の緑美しいうちに春日山原始林の中を歩こうと
今一番してみたいことを心に描いて楽しんでいます。

::

トップの画像は昨年の6月に春日山原始林を歩いた時のもの。
その時の日記はこちらに☆

::

先日、県庁の観光案内所で見つけた「春日山原始林」の
パンフに
こんなご案内が→
「奈良公園巨樹めぐりツアーご案内中!」
グリーンあすなら(奈良巨樹・古木の会)へ
tel:0742-64-1010 fax:0742-64-1013(受付時間9時~17時)
費用:お一人様100円~300円(人数割り)
3時間・6時間コースがあります。

ということで、一人で山歩きはちょっと不安・・・という方は
一度お尋ねになってみるのもいいかもしれませんね。


私のお奨めは、こちらの青色のコースの逆ルート。
若草山登山口から若草山山頂へ登って、鎌研交番所から
水谷茶屋まで春日奥山遊歩道を下るコース。
所要時間が一番短くて安全なルートではと思っています。
(※若草山開山時期でないとこのコースは利用できません)

5月に入って、若草山に登りたいというお客様が多くいらっしゃって
このコースをお奨めしているのですが
奨めている本人が一番登りたくてウズウズしているのでした。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月16日土曜日

自分時間

中々思うように作れないものです。

にっちもさっちもいかないシガラミの中で
僅かな自分時間を作って楽しんではいるのですが・・・。

ある時は、気晴らしに美味しいお食事処に連れていってもらい
その帰りに、私の行きつけのカフェにお連れしたり♪
(この日はカメラを持ち歩かず、お食事処の詳細はこちらの日記に)

またある時は、展示替えの『方円彩糸花網』(国宝)を見るために
奈良国立博物館へ。(初日に鑑賞した記事はこちらに)

そして今日の夕方は、開演前直前に席が空いたからと
急な連絡を受けて、こちらのコンサートに急いだり。

貴重な貴重な自分のための時間。
この時間をつくるためにその前後を調整したり無理したり。
きっと同じ想いでこうして自分の時間を確保している人も多いだろうなぁと
そんなことを思いながらのここ数日でした☆

::



相変わらず、本文ともタイトルとも関係ないのですが
写真は、我が家の裏庭の石榴の花。
今年はやっぱり開花時期がどの花も早いです。
5月の中頃に石榴の花のオレンジ色を見かけるなんて!

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月13日水曜日

愛らしきもの♪

テーブルフラワー用にグリーンが使えそうと
花壇に植えたワイルドストロベリー

水遣りするたびに ちょいちょい摘まんでお口にポイポイ。
←本日の収穫♪

じ~っ。お、美味しそう!
         ↑
奈良倶楽部のマスコット鹿くん☆

そうそう、奈良公園で今年最初の鹿の赤ちゃんが誕生したんだって。
今日の毎日新聞夕刊に載っていましたね。


今年の第1号ちゃんは女の子。5月10日に生まれました。
手のひらで支えられている姿を見ると本当にちいちゃいのですね。
鹿愛護会のサイトにも可愛い写真がいっぱい載ってますよ。
奈良の鹿愛護会では、奈良公園内で妊娠しているメス鹿178頭を
鹿苑に保護収容しています。これから6月下旬頃まで続くベビーラッシュ。 
愛護会のサイトには以下のようなお知らせも掲載されています。

母鹿は、子鹿を出産した直後約2週間は母性本能が強く
子鹿に近づくといきなり攻撃してくることがあります。
もし公園内で子鹿を発見しても、近づいたりさわったりしないようお願いします。 また子鹿にさわると、人間の臭いがついて、

母鹿が自分の子鹿を識別できなくなり、母乳を与えなくなることがありますので 絶対に触らないようご協力ください。
愛らしい子鹿たちが奈良公園にデビューするのは、7月中頃になります。
子鹿が母鹿の後について道路に飛び出すこともありますので

公園内の道路では、じゅうぶん徐行運転をお願いします。 

野苺から仔鹿に、話題がぽ~んと飛んでいきましたが
愛らしきものに免じてご勘弁を☆

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月11日月曜日

続*素敵な交流録

普段の交流のほとんどがお客様という私も、ブログを始めてからは
また違った交流関係も生まれておりまして・・・☆

昨日は、そんなネットで知り合った方々と楽しいひとときを
二つも三つもご一緒させていただきました。

日曜日の午後、「今日こそはgetするぞ!」の意気込みで駆け込んだ所は
奈良町にあるお花屋「ハナロジ」さん。
今日は母の日のギフトmoricoさんの焼き菓子が販売されるという。
色んな方のブログを読んで、一度食べてみたかったmoricoさんのお菓子は
イベントでしかgetできないようで、そういう楽しげなイベントのある日は
ほとんどが土・日曜日で、中々お出かけができない日でもあるのです。

ようやく念願叶って♪
とってもとっても美味しいよ!!!
 ハナロジさんで
小さなブーケを作ってもらってその後
向かった先は 

奈良町に越してこられたばかりの頃に宿泊のお問合せを頂いて
そのメールに書いてあった彼女のブログは、そのままお気に入り登録され
斜交いに物事を眺める視点が面白い人だなぁと思って読んでいました。
先日、自宅の一室を ミニギャラリーとしてオープンされたとか。こちらも
土・日・祝日のみのオープンなので、今日こそはと駆けつけたのでした。


     
          
オイルパステルやソフトパステルで描かれた色彩は
たくさんの色が表現されているのに、とても柔らかで優しい仕上がり。
居心地よくてついついお喋りをしてしまいました^^
お話できて楽しかったです。ありがとう!

::



そして、ついにこの日の夜がやってきました。
『月夜の宴♪』(←詳細はここに)

ずっと以前に智林堂さんのブログのコメント欄で
浮見堂で満月を愛でながら楽しくお酒を飲みたいね・・・なんて話が
盛り上がって、酒仙堂さん智林堂さんを中心に酒格よろしき面々が
一品一酒マイカップ・マイ箸・マイ取り皿持参で楽しいひとときを♪
さすがに浮見堂の中での宴は憚れましたので
月と浮見堂を眺められる絶好のビューポイントでの宴ということに。
こうして奈良公園の一角で月明かりの下で大人な時間を
楽しむことができたことが嬉しい夜でした。

それにしても・・・・
帰宅してもう疲れてブログにアップする気力無しは私だけでした。
チリンさん始め、ゆかりんさんたーさん皆さん、若い!

月と浮見堂 
         ↑
たーさん、私もイマイチな写真だよ^^

それほどでもないですよ。
ごえちゃん、フォローありがとう♪

・・・ということで、皆さんよりほぼ一日遅れでようやくブログアップ。
ご参加の皆様、楽しい時間をどうもありがとうございました。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月10日日曜日

素敵な交流録

「奈良倶楽部通信」には、お客様との交流の一こまを
照れもあって、あまり書き記したりはしていないのですが。
接客業という仕事柄、一日の大半をお客様と過ごしている私にとって
チェックアウト時にお客様が掛けて下さるひとことは
いつも元気をもらったり励まされたりの素になっているのです。

そんな今朝のチェックアウトでも嬉しいことが二つありました。

昨晩お泊まりの5名グループのお客さま。
80歳のお母様を囲んだ、娘さん、お孫さん達のお祝いのご旅行。
もう夕食を提供していないB&Bなのに、そういう記念のお宿に
選んでいただいたのも嬉しかったのですが(「三九みつまた」
ご会食され、とても美味しかったと仰っていただきました。)

ご宿泊日その日が80歳のお誕生日で、私と一緒の日という偶然に
二人して、そんな偶然のご縁を喜ばしく思ったりして
「とてもいい記念になりました」と頂いた一言に心が温かくなりました。
どうぞいつまでもお元気でいらしてください。

もう一つの出来事は
随分昔に宮崎の「重乃井」で食べたうどんが忘れられずに
関西にも「重乃井」があるはずだったと、ずっと探してらっしゃった方。
予約をした宿のブログに偶然その「重乃井」の記事を見つけて
どれほどびっくりして嬉しかったことか・・・と仰っていただきました。
(昨晩は「重乃井」にさだまさしさんもご来店だったそうですよ!)

これも偶然な出来事で、本当に些細な偶然なんだけれど
喜んでいただけたことが、とても嬉しかったです。
ありがとうございました。

毎日、ちょっとした出来事で嬉しくなったり楽しくなったり
ほんとうに有り難いことだと思います。

::

また、この日は午後からお休みだったので
前から一度行ってみたいと思っていたところへ・・・。
(続く)

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月9日土曜日

薔薇の花*かぐわしい香り


  
    

小さい頃の誕生日の夕餉で、毎年 父が呟く。
「おまえが生まれた日に、あの真っ赤な薔薇が一輪咲いていたのが
忘れられへんなぁ。」と庭の薔薇の木を指差して。

お嫁に行ってからお庭のない家に住んで、その若い頃は
誕生日に薔薇の花を買う余裕もなく過ごしてきたし。

花々をふんだんに買えるような仕事についてからは
薔薇の花はイマイチ当たり前すぎて面白くないから
めったに買うリストに入れなかったし。

子供心に刷りこまれた「誕生日に咲いた花」というひとこと。
かぐわしい薔薇の芳香とともに蘇る小さい頃の記憶の数々。

風薫る五月、新緑の美しい五月。五月のイメージにもう一つ。
咲き誇る薔薇の花の香りも追加しよう☆

顔を近づけ思いっ切り深呼吸して薔薇の匂いを全部吸い込んだ今日。
ああ、幸せ!

お知らせ++
「くるみの木 25年分の幸せな出会い展」に出品させていただきます。
詳しくは5/7の日記をご覧下さい♪



小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月8日金曜日

行ってきました*「キトラ古墳壁画 特別公開」

今日は、午後のひとときに思わぬ時間が取れ
思い立ったと同時に明日香まで車を走らせていました。
(今日を逃すともう会期中に出かけられないのです・・)

「キトラ古墳壁画 青竜・白虎 特別公開」

GW明けの平日だから、初日といえども空いてるだろうと推測したとおり
3時半過ぎの会場はがらんとして、びっくりするほどの人の少なさでした。
青竜と一人で向き合っていた時間もあったのですよ。ホントびっくり。
(帰宅後に目を通した夕刊の記事には、初日の朝一番の行列の写真が
載っていて、やっぱりこんなものではなかったのですね。何故か安心。)

おかげさまでゆっくりじっくりと細部まで丁寧に鑑賞できました。

「青竜」はそのほとんどが泥に覆われているので
わずかな部分しか見ることができないのだけれど、

ベロッと巻かれた長い舌の真っ赤な色合いや
わずかに確認できる鼻先の部分が青竜の名にふさわしい青色など
美しい彩色が1300年以上も前の壁画にしっかり残っていて
泥でほとんど見えない中で、かえってその色彩の鮮やかさが際立ち
何ともいえないくらい感動しました。

今回2度目の公開となる「白虎」は躍動感あふれる姿で
「青竜」の見えないもどかしさを補ってくれます。

来年はいよいよ「朱雀」も初公開されるそうで
「玄武」と四神揃ってのお目見えも今からもう楽しみなことです。

そして昨年秋に はぎ取りに成功した「天文図」。
キトラ古墳の天井に描かれた天文図は世界で最も古いそうで
それだけでもすごいと思うのに、

金箔を丸く切り抜いて約350の星を描き、
その星と星を赤い線でつないで68の星座を表したという天文図。
これ、いつか絶対実物を見たいなあと、そんないつかを
今から楽しみにしているのです。

こういう本物を見たことは、色々な想像が翼を広げて膨らんで
頭の中はかきたてられた空想ロマンが時空を飛び回るし。
うまく表現できないけれど、帰ってからもずっと、ふとした時に
心があちこち自由気ままに遊んで楽しいものです。

・・・・・・・

GW前から、ずっと書かなきゃと思っていた
「キトラ古墳特別公開」についての記事ですが、
関連イベントなど盛りだくさんな内容の紹介を
もう会期が始まっていますが
近日中にはアップしたいと思っています。

追記:ようやくアップしました!こちらです

::

写真は、明日に行われる「光の回廊」の準備風景です。
飛鳥資料館前庭にて。

    

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月7日木曜日

「くるみの木 25年分のしあわせな出会い展」


     

今年も、大阪梅田阪急本店に『くるみの木』が出店されますね。

5/11(月)~5/19(火)は『くるみの木』オーナーの
石村由起子さんがプロデュースする「奈良のたからもの展」。
地元奈良の素敵なものや美味しいものなど、石村由起子さんが
セレクトしたものが紹介されます。こちらには、 大仏池近くの
ネイティブワークス』さんも出品されるので ちょっと楽しみです。

また5/20(水)~26(火)は、7F会場において
”くるみの木25周年”に合わせての企画展として
25年の間で出会った作家によるただひとつの作品が勢揃いした
25年分のしあわせな出会い展」が開催されます。

今回、私もこの企画展にお声をかけていただき
25年の間に出会った作家の一人として、小さな油彩画を出品致します。
作家というと、とても面映いのですが、『くるみの木』がまだ一条店だけで
ゆっこさんも厨房でお料理を作ってらっしゃった頃からのお付き合い。
彼女がどんなに大変な時でも、持ち前の明るさとパワーで
夢をかたちに変えていかれたのを知っているので
そして、私も彼女から素晴らしい力をいっぱいいただいているので
心からのお祝いと感謝の気持ちを込めて描かせていただきました。

今日の朝日新聞の夕刊に折込広告として入っていた、この紙面。


自分の名前を見て、有り難いやら嬉しいやらの気持ちとともに
その他の方のそうそうたる顔ぶれを知って・・・!
少々驚いているのです。(内心焦っている私の心中お察し下さい。)

でも、何はともあれ素敵な関連イベントもありますし
憧れの作家さん達が勢揃いされるめったにない機会です。
この期間、大阪までお出かけのことがございましたら
是非、阪急百貨店までお立ち寄りくださいませ☆

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トップの写真は白藤が見事に咲いていた4月終わり頃の
『くるみの木』一条店のお庭。

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ちなみに私、くるみの木の雑貨Cageが近鉄奈良駅近くにあった頃
そちらで「tani*kisako 版画展」をさせていただいたことがあったのでした。
奈良に来て、くるみの木と出会って20年近く。
絵を描きながら色んな懐かしいことを思い出していました。
うふふ、また元気をいっぱいもらった。頑張ろうっと☆

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月6日水曜日

日本料理「志まづ」

休日の夜。 向かったところは
東大寺近くの『ふれあい回廊 夢しるべ風しるべ』内にある
日本料理のお店「志まづ」です。

この複合飲食施設も、オープンして早一年が経ち
もっと利用しなければと思いつつも中々行く機会を作れずにいました。
先日ご宿泊のお客様が「志まづ」でお食事されて
大変美味しかったですと喜んでらっしゃったので
今日こそはと、出かけたのでした。

 大きな窓から見る景色。
店内は落ち着いた雰囲気 

では、お料理をご紹介しましょう。
「夢風懐石」(3800円)というコースをいただきました。

 先付けは
抹茶豆腐にウニ、蕗、旨出しと
穴子のさつき和え、白ズイキ添え。
むふふ♪美味しい~。夫も娘もこの時点でニコニコ顔に。

次に供されたのは
神馬草、ウド、ミニアスパラ、柚子の花、蛤しんじょなどの
椀盛りです。
続いて、マグロ、鯛、白海老などの
お造り。
白海老って初めていただいたのですが美味しいですね。

そして鱧、鴨ロースなどが入った葛うどんあんかけで
 ほっこり身体があったまって。

この煮物と次の酢の物の間に揚げ物が入りましたが、
写真取り忘れました。(撮り忘れ=美味しくて無我夢中^^)

葛きり、蟹身、イクラ、順才などの
酢の物。
最後にご飯は五目ちらしでした。止椀 香物と。
ちらしにメカブが乗っているのがまた美味しかったです。

デザート。

「志まづ」は吉野本葛の老舗「黒川本家」の直営料理店だけあって

四季折々の食材に吉野本葛を使ったお料理が
身体にも優しくてとても美味しかったです。

東大寺門前という観光地としては一等地に位置しながら
寺社の拝観時間後はひっそりとしてしまう『夢しるべ風しるべ』ですが
「志まづ」は、夜遅い時間まで営業されていますので
観光しながらその後も ごゆっくりお食事をお楽しみいただけますよ。
夜は駅までの送迎自動車があって、これがとても便利でした。

「志まづ」
営業時間:11:00~21:00(LO/20:00)
電話番号:0742-20-0608

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月5日火曜日

雨の休日

5月5日 こどもの日。

こどもと言っても、うちの子供はもうりっぱな成人ですが。
それでも久しぶりに帰ってきてくれると 親は嬉しいものです。

仕事が一段落した午後のひとときを親子3人でどこへ行こうかと
思案するのもまた楽しくて。

それぞれ行きたいところの希望を言い合うと、3人揃って 
「新緑の春日山原生林を歩きたい!」うん。我が家らしい。

でも、外は傘を差さなくても大丈夫だけれども一応小雨模様。
とりあえず歩きながらゆっくりお喋りしようと
出かけてはみたものの・・・。

   
      

東塔跡あたりで、かなりの雨降りになり
山へ行くことは断念して 急遽、駅の方へ。
これまた3人とも観たかった映画を観ることに。

「スラムドッグ$ミリオネア」
評判どおりの面白い映画でした。ちょっと甘酸っぱくて悲しくて
カメラワークも色彩も綺麗でスピード感もあって3人とも大満足。

帰りに立ち寄った「カフェワカクサ」でおいしいクレープをつつきながら
感想を言い合うのも楽しい時間。そんな中での娘のひとこと。
「育英奨学金を返済し終わったら、私も”さくらプロジェクト”の
里親になろうって思ってるねん。」ああ、そんなふうに。
親の背中をちらっと見てくれてるんだなと思うとちょっと嬉しい。
そういう照れるようなことも話題にできる、そんな映画でもありました。

帰宅して義母の晩ご飯の用意をして、また3人で出かけた先は・・(続く)

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月4日月曜日

キトラ古墳「青竜・白虎」特別公開&関連イベント

2009年5月8日(金)~24日(日)期間中無休
*飛鳥資料館 講堂にて
*9:00~18:00(入館は17:30まで)
*期間中の土曜日は21:00までOPEN!


今年は青竜、白虎の二つの壁画が公開されます。
そして来年は「青竜」「白虎」「玄武」に初公開の「朱雀」と
四神そろっての公開
ですね。それもほぼ一ヶ月も!楽しみです。

では、キトラ古墳壁画特別公開に合わせて開催される
『関連イベント』をご紹介します☆

◇「飛鳥光の回廊の再現」 5/9・5/16・5/23 17:00~21:00
  会場:飛鳥資料館の前庭に数千本のロウソクを灯す。
  雨天中止
  ・5/16は同会場にて金魚すくい大会や
  ・5/23は16:00と19:00にミニコンサートもあります。

◇「体験!飛鳥の味ともちつき大会」5/9・5/16・5/23 10:00~15:00
  会場:飛鳥資料館
  素朴な飛鳥汁や串こんにゃくなどを実費で試食。
  もちつきは11:00と14:00に行われます。

◇「あなたも飛鳥人に変身!」 5/10・5/17・5/24 10:00~16:00
  会場:飛鳥資料館
  イベント用の飛鳥衣裳を着て記念撮影。その場でキーホルダーにする。
  会費:500円

◇「舞楽 飛鳥に吹く雅の風」 5/10・5/17・5/24 11:00と13:00
  会場:県立万葉文化館野外ステージ
  天理大学雅楽部による舞楽演奏。無料。雨天中止。

◇「ボランティアガイドと巡る飛鳥の里散策」 5/13・5/20
  ・5/13は9:40~10:10に近鉄壺阪山駅集合 
   キトラ古墳を経て飛鳥資料館までの9kmを歩く。
  ・5/20は9:40~10:10に近鉄飛鳥駅集合
   キトラ、高松塚古墳を経て飛鳥資料館までの10kmを歩く。
  ※両イベントとも参加自由、無料。
   問合せは近鉄大阪イベント係(tel:06-6775-3566)

◇「新緑の飛鳥路と古代ロマン キトラを訪ねて」 5/20
  ・5/20 9:00~11:00に近鉄橿原神宮前駅東口で
   渡された地図で、飛鳥資料館や県立万葉文化館などを巡る。
   係員は同行しない。無料。
   問合せは橿原神宮駅(tel:0744-22-2449)

また、万葉の心に触れる『講演会』なども盛りだくさん☆

◇「キトラ講演会」全6回
  ・ 5/8「世界の竜」・・・奈良県立万葉文化館
  ・5/9「中国の竜虎」・・同上
  ・5/11「美術考古学からみた四神」・・同上
  ・5/15「謎は解かれた?飛鳥の都」・・同上
  ・5/18「歴史は変わったー飛鳥・藤原の時代」・・明日香村中央公民館
  ・5/22「キトラ壁画をめぐって」・・・・・・・・・・同上
  時間はいずれも13:30~15:00 無料。
  申し込みは朝日21関西スクエア(tel:06-6201-8450)

◇「万葉講演会」
  ・5/10「筑前琵琶奏者・上原まりさんの万葉の調べー歌と語り」
  13:30~15:00 万葉文化館 無料 先着400人

◇「まほろば対談」
  ・5/13「織作峰子X中西進 万葉の詩心」
  13:00~15:00 万葉文化館 無料 先着400人

◇「万葉古代学研究所特別講座」
  ・5/20「天武・持統陵と阿不畿乃山陵記」
  14:00~15:30 万葉文化館 無料 先着200人


   
会場では小学生向きの分り易いパンフも配布されています。
新緑の明日香の里を巡りながら万葉の時代に想いを馳せる・・・
ご家族揃ってお楽しみいただけるのではないでしょうか☆

「キトラ古墳壁画 特別公開」
会場の飛鳥資料館のHPはこちらです。

小さなホテル奈良倶楽部

2009年5月2日土曜日

どこを歩いてもキレイ



久しぶりに帰省中の娘
奈良公園をてくてく歩いて帰ってきて言った言葉。

「奈良はどこを歩いても綺麗やなぁ」

奈良の緑多い自然に、しばらくぶりに接して
奈良の気持ちよさを再認識したもようです。
よしよし。

::

GW真っ只中。「この時期はお忙しいでしょう?」と
よく尋ねられるのですが。確かに忙しいです。
でも客室数は決まっているので、普段の満室時と変わりなく。
ただ、どれほどお断りしているか・・・こういう時だけ
空気を入れてぶわ~んとバルーンのように膨らんで
ゲストルームが100室くらい一気にできたらいいのになぁ。
とかなんとか、毎年アホなこと考えています。

仕事量は変わりないのに、お断りするのが半端じゃないから
(あ、勿論これはうちだけではないですよ。どこの宿屋もそうです。)
気持ちだけ上ずってテンション高めのGWを過ごしています。
(ほんと、何年やっててもこんな調子で・・・)

そして今年は、20年間営業してきて初めてのことですが
連休終わりに 奈良倶楽部もお休みを取っています。
(これが、また。カキイレドキにお休み取るなんてどーかしてると
自分を責めたり誉めたり貶したり。思春期でもないのに難しいですわ。)

::

何はともあれ。一生懸命働いて、ゆっくり休養もいたしましょう。

「奈良倶楽部通信」も
連休明けまでブログの記事のアップを少しお休みします。

皆さまも どうぞ素敵な休日をごゆっくりお過ごしくださいませ☆

::

タイトルとも本文とも何の脈絡もないのですが・・・。
ベルテッセンがちょっと可愛いなぁと写真に撮りました。

     
          

小さなホテル奈良倶楽部