2008年9月30日火曜日

10月のお出かけ情報~その2~




◇伝統行事◇

*10/5 手向山八幡宮『転害会』
    ・10/3(18:00)手向山ライブコンサート(小雨決行)
    ・10/4      宵宮祭 奉納祭
    ・10/5(9:30) 御本社祭典
       (11:30) 転害門祭典
            ↑ ↑ ↑
  我が家の子供達が小学生の頃は屋台がたくさん出て賑やかでしたが・・

*10/8 奈良豆比古神社『翁舞』19:00~
    昨年のブログ内記事はこちらに。とっても詳しいよ。

*10/8 薬師寺『天武忌 万燈会』10:00~21:00
    18:00頃~大講堂前で1000基の灯篭に灯を灯す万燈会。
    小倉遊亀画伯奉納の御絵像も公開(大講堂にて10/7~10/9)

*10/11~10/13 鹿苑にて『鹿の角きり』12:00~15:00
 
江戸時代初期に、奈良奉行所の要請を受け興福寺が始めた「角きり」。
明治の始め頃までは、町の各所で行われ、家の中から様子が窺えたそう。
現在の観覧場が整備されたのは昭和3年からで、以降年中行事として定着。

行事の1回の所要時間は30分。1回に5~6頭の雄鹿を鹿苑の広場に入れ
それを勢子が取り押さえ、ノコギリで角を切り落とす。
定員は立見席で500名(入れ替え制ではない)
入場料:大人1000円 小人300円

*10/12 西大寺『大茶盛』9:00~15:30 拝服料3000円

鎌倉時代から伝わる行事で大茶碗の大きさは直径30cm重さ7kgです。

*10/15 東大寺『大仏さま 秋のお祭』
     10:00~ 大仏殿 慶讃法要
     13:30~ 鏡池 発願慶讃能
     昨年のブログ内記事はこちら

*10/15 石上神社『ふるまつり』

◇イベント◇

*10/4 興福寺東金堂『塔影能』17:00~

*10/4 藤原宮跡『ムーンライト in 藤原京 2008』
    17:00~21:00 大和三山がライトアップ!

*10/5 奈良倶楽部で『大塚まさじライブ』(18:30~)2500円

*~11/24 若草山 秋の開山 9:00~17:00
         入山料 大人150円 小人80円

*~10/31 奈良公園ライトアップ 18:00~22:00 
      ライトアップもいよいよ10月いっぱいです。

東大寺関連のイベントとしては

*10/15 松本幸四郎 勧進帳 1000回目公演
     奈良倶楽部も即日満室になっております。
             ↑ ↑
         (一度言ってみたかった^^) 
                    ↓ ↓
*10/18 布袋寅泰SPECIAL LIVE この日も奈良倶楽部満員御礼!

◇展覧会◇

*10/25~11/10 奈良国立博物館『第60回 正倉院展』
         詳細は博物館のサイトで。 

※正倉院展会期中に限り、
正倉院の「外溝」が10:00~16:00の間(普段は15:00まで)
期間中無休で見学できますよ!(普段は月~金の平日のみ)

*10/18~11/24 県立万葉文化館『田中一村特別展』
         10:00~17:30 会期中無休 

◇花便り◇

般若寺のコスモスはこれからがちょうど見頃です。

*金木犀の匂いで秋の香りを感じて
 気の早いナンキンハゼが色づき始めて本格的な秋の訪れですね。

当尾の里や山辺の道や明日香・・・
奈良の田舎の「里の秋」
あちこち歩いて楽しむには絶好の季節です。

素敵な秋のひととき☆どうぞ奈良へお越しくださいませ!

   小さなホテル奈良倶楽部

10月のお出かけ情報~その1~


ついこの前、9月の情報をアップしたところだった気がするのですが、
一ヶ月って早いですね~。。。

さてさて”行楽の秋”です。
10月の奈良はたくさんのイベントや特別公開など盛りだくさん☆

日帰りだけでなく、ごゆっくりお泊まりを楽しみながら
秋の奈良を堪能して下さいませ♪

ではでは、ちょっと長いですがお付き合い下さい。


◇秘仏公開や特別開扉◇
秋は秘仏公開の季節!!この機会をお見逃しなく~!!

*9/11~11/30 法隆寺『秘宝展(秋)』
           金堂内の四天王像も展示されていますよ!

*10/1~11/30 浄瑠璃寺『吉祥天女像開扉』 
           大安寺 『十一面観音特別公開』

*10/1~12/31 長谷寺
           『西国三十三所結縁御開帳 長谷寺大観音特別拝観』
           場所:本堂内陣 
           拝観時間:9:00~16:00   
           内容:ご本尊観音様の御足に触れることができます。
           特別拝観料:1000円(入山料別途必要)

*10/5限り    東大寺では
           勧進所・八幡殿『僧形八幡神坐像特別開扉』
           勧進所・阿弥陀堂『五刧思惟阿弥陀如来坐像特別開扉』
           9:00~16:00毎年この日一日だけの特別公開(無料)
 
           同じ日に奈良倶楽部の2軒隣の五劫院でも
           『五刧思惟阿弥陀如来坐像』が一般公開されますよ!
           阿弥陀堂も五劫院も同じアフロヘアの仏さま。
           仏像好きにはたまらない一日ですね♪
           五劫院の拝観時間は10:00~16:00 
           五劫院まで来られたらうちにも寄ってね!
           アフロヘアの仏様のブログ内記事はこちら

*10/8~11/10 薬師寺『大宝蔵殿公開』国宝・吉祥天女画像出陳予定

*10/18~11/24興福寺『国宝特別公開2008』五重塔初層・南円堂内陣
           9:00~17:00 拝観料1000円(共通券)
           ※毎年10/17 のみ南円堂で『大般若経転読会』
           普段非公開の南円堂が開扉され、
           不空羂索観音が公開されます。13:00~ 

*10/21~10/23唐招提寺『釈迦念仏会』
           9:00~16:00 国宝・金亀舎利塔の拝観ができます。

*10/22~11/23法隆寺『夢殿特別開扉』
           救世観音像が特別拝観できます。

*10/25~11/9興福寺『北円堂 秋の特別開扉 』
          運慶一門による弥勒如来坐像(国宝)、
          無著・世親菩薩立像(国宝)が特別拝観できます。
          昨年のブログ内記事はこちら

*10/25~11/10法華寺『十一面観音像特別開扉』
           期間中、国史跡名勝庭園・慈光殿も公開されます。

*10/25~11/10海龍王寺『十一面観音特別開帳 』
           春の公開時に拝観しましたが素晴らしく美しい仏様!

*10/25~11/15西大寺『秋の秘仏愛染明王坐像特別開扉』

          『国宝信貴山縁起絵巻特別出陳(延喜加持の巻)』

イベントや伝統行事などは次の日記へ続きます。

2008年9月29日月曜日

平城宮跡 大極殿復元整備特別公開

9/23に、初めて大極殿の特別公開に行ってきました。
この特別公開は今回が7回目で、そして最終回だそうです。




中々ブログにアップできなかったのは、

当日あまりの暑さとすごい人・人・人とで
めずらしく私の体調一気にトーンダウン。
撮った写真はみんなぶれぶれ、説明も頭に入らず
今だよくわかってない状態なのです。

パンフレットなどから書き起こそうかとも思いましたが
自分の気持ちがついていかない状態でレポしても
きっとうまく説明もできないと思いますので

とっておきのブログをご紹介させていただきます。
  ↓ ↓ ↓
「奈良の日々」さんです!
そしてもう一つはご存知「holos」さん。

帰ってからこちらの二つのブログを読んで、
「あ~もっとしっかり頭に入れてから行けばよかった~」と。
わかりやすく説明されているので、すっきり勉強になりました。
(ありがとうございます!)

 


          


この平城宮跡では2年後に
「平城京遷都1300年祭」が行われます。
1300年祭も、私まだスイッチが入っておりません。

『わかりやすい言葉で1300年祭の魅力を伝えて奈良に集客する』
観光産業に携わる私の使命でもあります。
これからもう少し時間をかけて勉強していきますので
皆さまよろしくお願いします☆

****平城宮跡はとっても気持ちのいいところ。

うちの犬が小さかった頃は車に乗せてここまでよく来たものでした。
お弁当食べて、草むらにごろごろ寝っころがったり♪

だだっ広いところで家族で楽しく遊んだ記憶
そんなイメージで捉えてしまっているけど

ここには1300年前にりっぱな都があったんだ。




大極殿の大極とは宇宙の中心にある星、北極星を表しているそうで
都の造営には中国古代天文学が深く関わっているのです。

だから、この地でパフォーマンスをすると
とても素晴らしい天啓を感じると言われたアーティストもいるとか?

心を無にして、この地でインスピレーションを感じてみたいと
そして1300年も前の時代を想像してみたいと思っています。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月28日日曜日

神戸北野ホテル「世界一の朝食」

仕事上での勉強のためや、そしていい刺激を受けるために
ちょっと気になるホテルやペンションに泊まりに行くことがあります。

ライブのお誘いを受けて、神戸へお出かけしたちょうどいい機会に
「世界一の朝食」で有名な神戸北野ホテルへお泊まりしました。



ホテルの方は、ホスピタリティ溢れるサービスやセンスのいい調度など
奈良倶楽部とは価格面での違いもありますが
常にハイグレードな意識を持って臨まなければ!・・と
とてもいい刺激になりました。


(前日のライブでご一緒だった皆様♪お待たせしました~)
では「世界一の朝食」の写真を少しご紹介しますね。



そもそも「世界一」の称号とは何故なのか?これは・・・

フランスのスモール・ラグジュアリー・ホテル協会の
厳しい条件をクリアしたベルナール・ロワゾー氏が考えた朝食を
北野ホテルオープン時に、総支配人・料理長の山口浩氏に
その師匠であるロワゾー氏から公式に贈られたというものなのです。
ロワゾー氏の三つ星レストラン「ラ・コート・ドール」以外で
この朝食を食べられるのは、ここ北野ホテルだけだとか。
(テーブルに置いてあった解説書付きのメニューより抜粋)

で、その内容なのですが、
今までいただいてきたホテルの朝食とは、内容や素材やコンセプトが
「まったく種類が違う別のモノ」でありました。
(私はかなり好みです♪夫はちょっと何か言いたそうでしたが・・)

どれも素材からこだわっている無農薬の果物や無添加のパンや
ジャム、ヨーグルトやハム、タピオカオーレなど、
脳の動きを活性化し、心地よい体の目覚めを重視した朝食。


     

地鶏のタマゴを使った半熟タマゴは、
エッグカッターでタマゴの殻を割るというパフォーマンスも楽しく
ブルターニュ産の塩の花も絶妙な味わいでした。

フランスでは朝食にサラダ(生野菜)を取る習慣がないらしく、
その代わりに季節のフルーツや野菜を生ジュースでいただくのだそう。

小さなグラスに入ったフレッシュジュース。
合計5種類、色々な種類のフレッシュジュースがいただけて
どれも絞りたてでフルーツの甘さがうまくブレンドされて美味しかったです。


          

朝食をいただいたレストラン入り口


ロビーです。 

 螺旋階段




前日のライブは・・・

ライブの前にいただいたのは神戸牛
水道筋にある「大栄」さん 
黒柳さんや野際さんもお忍びで来られる有名店だそうで超美味でした♪

北野ホテルの朝食と奈良倶楽部。
コストの違いもありますが、
お客様に十分満足していただけるよう
これからもより一層頑張ります!

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月27日土曜日

10/18から「田中一村展」!明日香で開催!

今朝の毎日新聞に嬉しいニュースが載っていました。

「田中一村特別展」 初公開作品も展示!

明日香村の県立万葉文化館で開催されます。
10/18~11/24(10:00~17:30)会期中無休というのも嬉しい。




「田中一村」の展覧会には、ちょっとした思い出があるのです。

1995年に京都高島屋で開催された展覧会を初めて観たときのこと。
会場に入って初めて作品を観たときの衝撃もすごかったけど
その会場にいる間、ずうっと私の心(魂?)が絵に対して震えている
(共鳴している?)・・・ような感覚。

ああいう感覚をどう表現していいか、うまく言い表せられないんだけど
「魅せられた」というような単純なものではなく、
「魂を鷲掴みにされる」というような一瞬のことでもなく、
そこにいる間、ずっとずっと幸せな気持ち・・・気障な言い方かな?
そんな風な感情が湧き起こって、
これこそが芸術を味わうということなのかな、と思ったのでした。

帰宅してから、熱っぽく語る私の気持ちを理解してみようと
翌日、夫も展覧会場に足を運んだのですが・・・。

夫曰く「僕にはそういう気持ち、絵を観ては湧きおこらない。ライブとか
コンサートではそんな気持ちによくなるけど。」ということで。

趣味や好み、考え方も似ているところがあると思っていたので、
夫の意外な反応にかなりびっくりした思い出と、

こういう感情の扉を開けてもらえたという思い出がある「田中一村展」

結局この時は3回展覧会場に行ったのですが、
最初に感じた幸せ感ほど、3度目は大きくはならなかったかな。

久しぶりの「田中一村展」
もう一度、あの幸せな気持ちに浸りたいなあ。

写真は95年の展覧会で購入した図録。

ちなみに、その後「香月泰男展」(2004年 静岡県立美術館)でも
同じような、静かで満ち足りた気持ちを感じました。

絵を観に行く楽しみの一つに、こういう感情を楽しむこともあるのでした。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月26日金曜日

「大塚まさじライブ」のお知らせ☆



10月5日(日)18:30より、奈良倶楽部にて。

「大塚まさじLIVE」

今年で20回目。
オープンした年から一年に一回、
大塚さんが奈良倶楽部に歌いにやってくる。

毎年恒例のライブも、今回で一旦一区切りさせていただきます。

店主(夫)も、これからは一人のファンとして
ライブを開催する側から、聴く側になって楽しみたいと。

大塚さん、長い間、奈良倶楽部とともに歌っていただきありがとう!

まさじファンの皆さま是非お越しくださいね!

チケットは2500円 電話にて予約して下さい(0742-22-3450)
宿泊付きもありますよ。(8500円)

 昨年のライブより
今年も with TACO です!

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月25日木曜日

「小林英一展」のお知らせ

奈良倶楽部絵画教室の、小林英一先生の個展が
東京・丸の内の「丸善」で開催中です☆

東京方面にお住まいのお客様、もしご都合よろしければ
ご高覧賜りますようお願い申し上げます。




「小林英一展」

会場:丸の内本店 4F ギャラリーB
住所:東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ内
tel: 03-5288-8881
会期:2008年9月24日(水)~30日(火)
時間:9:00~21:00 (※最終日は16:00閉場)
<入場無料>

フランスやベルギーなどの魅惑的な小都市の風景を
アクリルや水彩で印象深く描いた作品です。
葦ペンを用いた美しい描線や和紙をコラージュした柔らかな画面が
明るく軽やかな空気を醸し出しています。
大小約40点の作品が展観されています。(案内状より抜粋)


小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月24日水曜日

元興寺極楽坊 東門前の「ちょこっとカフェ」

いよいよこちらへ辿り着きました。

ちょうど奈良町界隈をウロウロと遊びにきていた、
昨日から帰省中の、息子と友人の二人と
「ちょこっとカフェ」で待ち合わせをしていました。

以前の日記ではお店のご紹介だけでしたが、
実はたーさんのお店、築80年のすごいりっぱな町屋なのです。

建築学科の学生の息子達のために
おうちの中まで上がらせていただき色々見せていただきました。


「ハシリ」という吹き抜けの部分です。


玄関から入ってすぐの客間。


こちらは奥の客間で大事なお客様用だとか。

その客間から見た中庭です。


この中庭には水琴窟もあり 

中庭の奥にはりっぱな蔵 

奥の方から客間を見ると 
左側部分は洗面所・浴室・女中部屋だったそうです。

では客間の意匠を凝らしたしつらいなど・・・。

 
欄間には松竹梅の透かし彫りが。
天井の板は世界遺産・春日山原生林の春日杉を使っています。
(注:これは80年前だからできたこと。倒木した杉を使ってます。
今ではそのような木でも使うことなど勿論できません。)

床の間には「牛のお尻」の掛け軸が。
よく見ると涎を垂らしている牛ですが、
これはいつまでも細く長く粘り強くという意味で
商家によく掛けられる図柄だそうです。

掛け軸の掛かっている床の間の天井を覗くとこのような意匠が。

見えない部分にもこだわる美意識、素敵ですね。





これは、壁を隠すために衝立を開けて上から留めています。


店と客間を結ぶ表側の坪庭です。
昔のガラス、風情があっていいですね。

客間の方から見たお店の事務所のスペース。
いつもごえちゃんが店番しているところです。


ん?ごえちゃんは?

いました。いました。
ごえちゃんも歓待してくれましたよ^^



この写真は戦前のもの。
戦時中には屋根に取り付けてあった看板を外さなければいけなくて
(大理石でできているので、爆弾など落ちると危ないのです。)
その外された看板は、「ハシリ」の奥の通路にずらっと掛けられてありました。

 

ではお店の方に戻りましょう。
祝日のこの日は「ちょこっとカフェ」大変な賑わいでしたが、
ご家族皆さんで和気藹々と楽しくおもてなしをされていて、
たーさんご一家の温かさがとっても居心地よくって
私も息子たちもほっこり寛がさせていただきました。

これからの季節、奈良を訪れる皆様も是非!
奈良町のオープンカフェでごゆるりとお過ごし下さいませ☆

奈良の地酒も揃っておりますよ!


お奨めは「ひやおろし」

夏を越して成熟した、まろやかな味と芳香を放つ最高に旨い酒。
「秋晴れ、秋栄え」という言葉が似合う、この季節限定のお酒です。

「ひやおろし」についての詳しい薀蓄は、たーさんのブログに。

夜は『たべものや ちきん』さんで夫の退院祝いの会食を家族でしました。
これから会う実家の父のお土産にと、「ひやおろし」を買って帰りました。

・・・・・



『たべものや ちきん』さんでの会食の様子はこちらで。
3000円のコース料理をいただきました。

昨年、初めて『ちきん』さんのお料理を食べた時に感じた印象、

味が全部上品で一つ一つがそれぞれ主張しすぎないのに、全部美味しい!
胃袋がしんどくならない、もっともっと味わっていたくなるのです。
多分相当な量をいただいていると思うのですが、これは不思議な感覚でした。
普通これくらいの量を食べるともうしんどいとなるのですが、
次の一皿が来ると、また新しい気持ちで味わえるという感じなのです。


今回も同じでした。80歳になる父にも20代の息子にもすごい好評!
こちらもお奨めのお店です☆

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月23日火曜日

お彼岸の日の元興寺と奈良町界隈

その名にふさわしく、ちょうどお彼岸の頃に律儀に咲いている彼岸花。
曼珠沙華という別の名も美しくて好きです。

元興寺では彼岸花と桔梗が同時に咲いていると聞き、
しばらく手にしていなかった一眼レフカメラの練習がてら
美しい写真が撮れたらいいなと、訪れてみました。

 
紅白の彼岸花。
清楚な印象の白 


        
桔梗・彼岸花・石塔・石仏・僧坊のコラボレーション♪

      
             

萩の花もこれからが見頃という様子でした。

            
極楽坊や僧坊のまわり、ぐるっと萩の花でラッピングです♪

        

酔芙蓉も今がちょうど見頃

          

ムクゲや 
 秋明菊に
6月に咲いていたハルシャギクも少し 

秋の一日、元興寺で楽しいひとときを過ごすことができました。


        

「元興寺 極楽坊」

住所:奈良市中院町11
tel:0742-23-1376
拝観時間:9:00~17:00  
拝観料:400円
駐車場:有り(無料)



元興寺まで来れば、もう皆さんご存知ですよね?
こちらのお店に寄らないわけにはまいりません。

でもこの日は、知人の個展がこの界隈で開催中だったので
もう一軒立ち寄ってからのお楽しみに♪

知人の個展は 

こんな感じ 

「長嶺知永子展」
 
会期日時:9/20~9/28 12:00~17:30
場所:中国茶のお店『叙友舎』(tel:0742-24-0345)

長嶺さんは、奈良倶楽部絵画教室でご一緒の方。葦ペンと墨を使って、
今回は北フランスやベルギーの旅で描いたスケッチや花の水彩画など。

で、もう一軒。
寄り道してみました^^

いつも土・日・祝日しか開いていないようで、
私がこの界隈を歩く時ってほとんどが平日。

ちょうど通りかかったら、お店が開いていましたので
勇気を出して・・・
       
古本屋「酒仙堂」さんです。
中は案外広くて、ご挨拶しましたらお茶などいただいて♪
読みたい本がいっぱい、次はもうちょっと時間をかけて訪問します。

では、たーさんのお店「ちょこっとカフェ」へ急ぎましょう。

ああ、その前にもう一つ☆

この日は家から歩いて奈良町まで。(ちょうど35分。結構早足です^^)
てくてく歩いていると、県庁の隣の文化会館あたりで、
くんくんと秋の香りが!

 

銀木犀の香りがかすかに漂っていました!
昨年の「くんくん記念日」は10月6日。今年はなんと早いのでしょう!
金木犀の香りにいよいよ秋の訪れを感じた幸せな日でした。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月22日月曜日

柿の季節の到来♪

奈良県吉野の柿、今日がお初です。



柿に目がない私にとって、これからのシーズンはムフフのフ♪
柿の産地、奈良に住んでてよかったわ~。

で、せっかくですから知ってる限りの「奈良と柿」についての薀蓄
いえ豆知識を・・いえいえ、受け売りなどを・・・。

奈良の柿の生産高は全国2位。江戸時代から「御所」柿で有名でしたが
近年は岐阜の「富有」、新潟の「平核無」に押され気味。
でも今再び「刀根早生(とねわせ)」で注目を浴びています!

そして「奈良と柿」といえば・・・正岡子規の
『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』を思い出しますね。

子規が奈良を訪れ『柿食えば・・・』の句を詠んだ日は
色々な資料から10月26日と特定されて
今では「柿の日」に制定されているのです。

この時、子規が宿泊したところが「対山楼」という旅館。
奈良倶楽部のご近所の日本料理のお店「天平倶楽部」さんは
この旅館の跡地に建てられているのです。

柿好きの子規は旅館の部屋から見える柿の木を眺め
『秋暮るる奈良の旅籠や柿の味』という句を残しています。

他にも『柿落ちて犬吠ゆる奈良の横町かな』や
『渋柿やあら壁つづく奈良の町』といった句も詠んでいます。

本当に柿好きだった子規。
奈良に来て美味しい柿をいっぱい食べれて幸せなことだったでしょうね。


子規が宿泊した対山楼の跡地にあるレストラン「天平倶楽部」さんの
お庭には実際に子規が眺めたであろう柿の古木が今でも残っています。



この古木を中心に子規が見た風景を再現した
「子規の庭」も作られているのですよ。

(この庭を設計されたのは、子規の妹・律の孫にあたる
奈良市在住の造園家、正岡明さんです。)

東大寺や若草山を借景に設計された「子規の庭」は一般公開されています。(10:00~16:00入場無料)

こちらは
天平倶楽部さんで販売されている和菓子「子規の柿」美味しいよ!




小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月21日日曜日

野の花を愛でる~「五風舎」にて~

水門町のギャラリー、五風舎さんにて開催中の
「杉本貞光展」へ、ぶらりと。

力強い作品、茶碗や水指や花器など。

会場のあちこちに作品を使ってさりげなく活けられた野の花たち。


矢筈薄(ヤハズススキ)・高砂芙蓉・シュウカイドウ・葛・不如帰

 テッセン・シュウカイドウ

桜蓼・彼岸花 

 桔梗・薄・男郎花
(オミナエシではなくオトコエシというのがあるのですね!)

酔芙蓉(スイフヨウ)・椿 

 風船蔓(フウセンカズラ)・ゲンノショウコ

名前を知らない花が多かったのですが
野の花のさりげない風情に心癒されるひとときでした。
(お花の名前はこれらを活けられた山村御流の方に教わりました。)

「杉本貞光展」

同時開催:「信楽新進作家展」
会場:五風舎
住所:奈良市水門町45(tel 0742-22-8162)
会期:9/18~9/28(9/24は休廊)
時間:10:30~17:00

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちらは正倉院北側の塀のところに咲く花。
この花の名前も知らなくて・・・。
(どなたかご存知の方、教えてください)

     
          



小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月19日金曜日

日常の断片・・・その後



今月初めからのもやもや気分もようやく落ち着きました☆

お天気のせいなどにもしていましたが、
実は夫が入院・手術・・・をしておりました。

こういう経験は全く初めてなので、
ど~んと構えなきゃと思う反面、理由のない不安に駆られたり・・。

プライベートのことなどを書くべきかどうか
今だに迷うところなんですが・・・。
ご心配おかけした方々や、
夕食の用意ができなかったりお休みも多く取っていて
ご迷惑をおかけしたお客様もいらっしゃいますので
やはりきちんとご報告いたします。

一昨日、すっかり元気になって退院致しました。
ご心配いただき本当にありがとうございました。

しばらくは無理できませんので、今月中は夕食無しだったり
お休みも多く取っていますが、しっかり養生して
秋のシーズンにそなえたいと思っていますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。




・・・・ということで2週間におよぶ入院生活。
今だからこそ、振り返ってみれば色々な思い出もあり。

最初の頃は甲斐甲斐しく看病する良妻めざしてました(笑)
自分のご飯も一生懸命作ってお弁当にして持っていったり。
でも後半は力つきて・・・投げやりな一人ご飯の日々^^;
(一人暮らしの食事について今回のことでは考えさせられました)
お見舞いに行って病人のベッドでわずかな睡眠を取っては休息、
何しに行ってることやら^^

それにしても・・・
終始冷静に病気と向き合って、きちんと病院生活をまっとうし、
持って行った十数冊の本を全部読みきり、
静かな非日常の生活をそれなりに自分のものにした夫はすごい。

私は相変わらずの”小忙しい”日々でした。

写真は天理まで走る車の中から撮った
山辺の道~奈良から天理~あたりに連なる山々。

もう少し涼しくなったらここら辺を歩きたいです。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月17日水曜日

二月堂の盆踊り

本当に楽しい盆踊り。

今年も盆踊りの名手に直前レッスンの手ほどきを受けて
みんなで楽しく盛り上がってまいりました。


        

直前レッスンの後はお楽しみの飛鳥さんのおにぎり
みんなでいただきました♪

評判どおりの美味しさで今すぐリピートしたいくらいです。
ひとつずつ丁寧に作られていて味のバランスもよく本当においしい。
(お奨めです!)

そして、6時過ぎには二月堂へ。

二月堂の両脇の階段には灯明が並べられてます。




















盆踊りが始まる前、二月堂の舞台から下の櫓を見たところ。


二月堂の下の広場(三月堂の横辺り)は、今晩だけはこんな感じに。



思い思いの装束凝らして老若男女が踊る踊る!
奈良倶楽部チームもお揃いの手ぬぐいで。






昨年の盆踊りの記事はこちらに。

小さなホテル奈良倶楽部

奈良で素敵なポジャギ展開催中☆

9月18日

「韓の国の手仕事 ポジャギ-絹と麻 素材の美」展へ行ってきました。

『ポジャギ工房koe』の研究・創作科の生徒さん達の作品展。
どれもこれも見応えあって力作揃いです。

会場は、国際奈良学セミナーハウス内 旧世尊院。
日本家屋の雰囲気とポジャギを使ったしつらいが素敵でした。

奈良国立博物館や東大寺に近い場所にありますので
ポジャギをご存知ない方も、この機会に是非一度ご覧になって見てください。
手仕事の持つあたたかさや優しさや、力強さも感じていただけるのではと思います。

写真撮影は禁止されていますが、
ブログにてご紹介させていただくということで
特別に許可を得ました。
少しですが、会場の雰囲気をご紹介いたしますね。


李京玉先生の作品。韓紙でつくられています。


     
          

          
 
                 

「韓の国(からのくに)の手仕事 ポジャギ-絹と麻 素材の美」

  会場:国際奈良学セミナハウス内 旧世尊院
  会期:2008年9月18日(木)~28日(日)
     10:00~18:00(最終日は17:00まで)
  問合せ:ポジャギ工房koe(tel:072-245-3327)
  *第39回奈良芸術祭に参加

今日、受付でお当番をされていた方は、以前に奈良倶楽部に
ご宿泊いただいた時にポジャギをご覧になって
ご自分もつくってみようと始められたとか。
もう一人お当番のKさんも、奈良倶楽部でのポジャギ展がご縁で。

私の大好きなポジャギ。
ポジャギの魅力を通していただいた嬉しいご縁を
大切にしていきたいと思っています。

追記>>

先日、奈良倶楽部へご宿泊いただきましたお客様より
会場の様子の写真が届きました。
私が撮影した日は陽の光があまりなかったので
ちょっと暗い感じに写ってしまってます。
お客様からの写真でもう一度お楽しみください**


          

          


お客様のブログにもご紹介されています☆


小さなホテル奈良倶楽部
 

2008年9月16日火曜日

十七夜盆踊り

いよいよです。



東大寺二月堂の盆踊り。

見ているだけでも楽しい盆踊りなので
ほぼ毎年見学に行っていたのですが

昨年から、ヘタでもどうしても踊ってみたくなって
だけどもどうして踊っていいやらなので

盆踊り好きの方に直前レッスンをお願いして
みんなで踊ればこわくない!と
勇気を出して踊りの輪の中に飛び込んだのでした。

昨年のあの快感、あの楽しさが忘れられずに
今年もまた直前レッスンお願いしました。
(今年は私の叔母が教えてくれます^^)

17日15:00~17:00くらい奈良倶楽部にて。
よかったらご一緒に☆

ちょこっとお揃いの手ぬぐいなんかも作っちゃいました。
こんな巻き物している一団、それは私達です。

小さなホテル奈良倶楽部

天理「EARTH COLOR」の麻エプロン

昨晩Bagelさんのブログで知った「EARTH COLOR」さん。
ちょうど天理まで出かける用事があったので、早速寄ってきました。




お店の扉を開けてびっくり☆
よくよく知っている人でした。

昔の思い出話やお店を始めたいきさつとか
なんだかんだと話に花が咲いて

お喋りしながらも私の目は棚に並んだ素敵なモノたちが気になって。
麻のエプロンやブラウスやバッグたち。


          

特に私の仕事着でもあるエプロンは
デザインや素材や色合い、どれもとっても好みで
お値段も手頃で嬉しかったです♪

 こげ茶のリネンエプロン
仕事をする時間が楽しみ♪

「EARTH COLOR」

天理市指柳町361-5
tel:090-2021-3656
駐車場有り
営業時間:10:00~16:00
営業日は不定期なようなので、HPで確かめてください。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月15日月曜日

小さなこやの大きな魅力

やっと行けました
Bagelさんのこや。

 
          

毎週必ずこの鹿川のほとりの抜け道を通るのに
いつも曜日と時間が合わなくて
いつかのお楽しみにしていたところです。

畑の中に建つこやは 本当に小さなこやだけど
お洒落なセンスがぎゅっといっぱい、魔法の小箱のよう。

帰ってからBagelさんのブログを読んで
小屋ができていく様子を知った。

一人でじゃなく仲間達と
畑の中の小屋を
週に何日かショップとしてオープン。

子供たちや家族も一緒に楽しんで。

ふわっと素敵。ほんとに素敵。



こちらは、すぐ近くに立つ
ぱなぬふぁさんの小屋 

若い素敵なひと達が
それぞれのスタイルで自分の夢を形にしている。

自分に合ったそれぞれのスタイルで。

そういうのを見たりすると
気持ちがキュンとなって

みんなえらいなぁとエールを送って
私も頑張ろうと前向きに思ったりする。

それにしてもお店を始めたばかりの私の30代は重かったなあ。
(それも自分なりのスタイルだったのだけど・・・)

明日は天理へ行く用があるので、ちょうど
Bagelさんのブログで見つけたお店を探してみようと♪

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月14日日曜日

今宵名月




夜11時のお月さま、南の空に。
一日の仕事を終え、ようやく一人お月見。

澄み切った空に冴えた光を放って輝く月を見て
気持ちを研ぎ澄まそうとしたけれど、

思い出すのは子供の頃の一風変わった、お月見の日の風習。

私の実家は奈良から車で15分程、京都府へ入ったところ。
子供の頃、中秋の名月の夜は、それはそれはお楽しみな日で。

今から思えば、ハロウィンのような感じなんだけど
(勿論その頃はハロウィンなんて知らなかったけれど)
袋を持ってご近所一軒ずつ回ってお菓子をもらいに歩くのです。

「たわらしてんかー」という掛け声かけながら。。。

小学校高学年の頃には、恥ずかしさも手伝って
もうお菓子をもらいに出かけなくなったけど
お月見というと、思い出すのはこういうことばかりで。

中秋の名月の日には各地で観月の催しが行われているそうですが
毎年仕事が忙しく、実は一度もそういう会に出かけたことがない。

唐招提寺の観月会が素晴らしいよと、人づてに聞いたりするのですが
一度はそういう風なお月見をしてみたいなあと思いつつ、

ビニール袋をヒラヒラなびかせ「たわらしてんかー」と大声だして
あちこちのお家の戸口をたたいてみたい気持ちも大いにあり。

実家の町内ではまだこういう風習あるのかしら?
それにしても「たわらして」って一体どういう意味なのかしら?

今宵名月***ちょこっと妄想暴走(笑)


小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月12日金曜日

ご近所鹿

奈良倶楽部と同じ北御門町町内にて。
佐保川沿いの小道の奥の雑木林をねぐらにしている鹿。
























別の日に。
2軒隣の五劫院の東側の小道にて。
















奈良公園のあちこちにいる鹿にびっくりされるお客様は多いけど
地元民には人間のすぐ傍でも平気の公園鹿はいたって普通の風景。

さすがの奈良人でも、家の裏手に鹿が住んでいたとは!
ちょっとびっくりでした。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月8日月曜日

法隆寺宝物館で夢想したこと☆



前の日記で紹介した東京国立博物館の中の「法隆寺宝物館」。

こちらで常時展示されているものは、
特別展などに出品される「目玉」になるような展示物ではないけれど

展示空間の全体の調和が美しくバランスが取れていて
申し分ないほど気持ちいい所でした。

だから展示物を観るためだけではなく
そこに身を置きたいためだけにでも訪れたいような所でした。

これは多分に私自身が、博物館や美術館に行くことがとても好き!
という性質を持っているから余計そう思うのかもしれませんが。

来館者はそう多くなく、でも閑散とした寂しい所かといえばそうではなく
ここに来る必要のある人が必然として居るというような静かな空間。

こういう場所にいると、自分を取り戻せるような感覚で落ち着くのです。

さきほど、ここには「目玉」な展示物はないと書きましたが、
本当はそうではなく、7世紀初めの飛鳥時代の宝物が、
今この時代に時間と時空を超えてここにある不思議。

脈々と受け継がれ守られていった圧倒的な時間を思うだけで
ここは「奇跡」を展示している所なのだと実は思うのです。

こういう感覚は「正倉院展」を観たときにも感じる感覚で・・・

正倉院宝物を観ると、1250年以上も前の品々が、
こんな美しい状態で保存され残っているという事実に敬意を、
そして1250年もの間、脈々と次世代へ守り繋いだという
意志や知性に誇りを感じるのです。

だから私は正倉院展に足を運ぶのですが、

この正倉院宝物をまとまって見ることができる機会は
非常に短期間で、非常に混雑しているのです。

奈良時代から守られてきた宝物のほとんどは
脆くて保存の難しいものが多いため、
常時公開するのは大変なことだと思います。

でもその時代よりも1世紀遡る法隆寺宝物が
智恵と工夫によって、こうして公開されていることを知り、

私は夢想してしまいました☆★☆

「正倉院館」を造りたいです。奈良に。できれば博物館の敷地内に。

静寂で知的な空間。奈良らしいところ。
何度でも訪れたくなるところ。


東京から帰って随分時間も経つのに、今だに
この夢想にうっとりと酔っています。

中々楽しいアイデアだと思いません?


小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月3日水曜日

旅の記録~後編~東京国立博物館

ここも楽しみにしていたところです。東京国立博物館(東博)。

正面には本館。

本館の左手奥に平成館。
その左に表慶館。

表慶館のずっと左奥に法隆寺宝物館。
谷口吉生設計の美しい建物。

この他に写真には写ってないけれど、本館右手に東洋館があり、
広大な敷地の中、5つの建物で構成されています。

すごく観たかった特別展「巨匠対決」は前の週に終わったばかり。
次の「大琳派展」は10月からだし・・・。

夏休み終わりのこの時期は展覧会的には夏枯れの季節みたいで
夏休みの子供向き企画か、休館中のところもあったり。。。

だから展覧会を観るというよりは、常設展を楽しんだり
美術館という建築物や空間デザインを楽しもうと思って
美術館巡りをしていたのですが、そういう観点から
まさにドンピシャのところが、東博の中の「法隆寺宝物館」。

そして、私のツボにピタッとハマッたところでした♪♪♪

まず建物から。
ニューヨークのMOMAや豊田市美術館、猪熊弦一郎美術館などを
手掛けた谷口吉生設計の建物は外観の美しさもさることながら
建物内部が非常にシンプルで鑑賞者に優しい配慮がされていて
とっても観やすい美術館なのです。
(豊田市も猪熊も行ったことがあって、どちらも大好き!)


    
        

    
        
休憩スペースや資料室も広くとってあって、
ゆっくりと憩えます。

こういった来館者サービスのためのパブリックスペースは
ガラスを多用し明るく開かれた設計になっていますが、

展示室の方はというと・・・


かたい石の壁に守られ、
保存機能と展示公開の両方の目的を十分達成するための設計に。

よく見ると、柱と同じ幅と奥行きのガラスの展示ケースが整然と並び


その中に小さな観音さま 

直方体の台に埋め込まれた小さな光ファイバーによる照明と
天井からの間接照明によって、

この展示室は静謐な宗教空間に生まれ変わったように思いました。

展示室の端には座り心地のいいソファもあって
静かに瞑想するのもいいなあと♪



東博には何度か来館しているのですが、
ここ法隆寺館は初めて。こんなに素晴らしい所だったとは!
どうして今まで知らなかったのだろうと・・(モッタイナイ!)

これから東京上野に来た時は絶対はずせない所になりました。
何度でもリピートしたくなる博物館☆☆☆(私基準で三ツ星!)

法隆寺館で感じたこと(奈良観光に重ねて)
他にも色々あるのですが、これは次の日記に書くことにして。
(しつこいけどお付き合いくださいね~^^)

本館では
「六波羅蜜寺の仏像展」や運慶作のあの「大日如来像」
観てきましたよ。

こういう特集陳列などでは写真撮影は禁止されていますが、
法隆寺館や平常展では撮影OKの場面もあり、
これはちょっとした驚きでした。

帰ってから、木下史青さん著作の『博物館へ行こう』を読み返して
この驚きも納得したのですが。

 1937年建立の本館内。
美しい意匠。


「仏像の道ーインドから日本へ」の展示室
いたるところ照明の工夫ありで、
照明デザイナー木下史青さんの本を読んで行くと
色んなところに目がいって面白いです。

天井の間接照明 

四角い形にアレンジされたライト

立体的な照明が美しい。

平常展での着物の展示 

浮世絵に特注の光ファイバーの照明があてられ
描かれている毛の一本一本が浮かび上がって見えるという
浮世絵コーナーの照明。

作品の深みや魅力を十分に引き出した美術館照明。

魅力的な展示空間をたっぷり堪能させていただきました。

おまけの画像>>

ちょうど本館正面で憧れの木下史青さんとばったり遭遇。
ドキドキしながら、こっそり後から写真撮っちゃいました^^
(右側の黒い洋服の方です。)
(こんなところに勝手に載せちゃってすみません)

法隆寺宝物館などは平常展のチケットで入館できますよ。

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月2日火曜日

旅の記録~前編~

美術館や博物館巡りを中心に、ちょっとしたmemo☆(訪問順)

サントリー美術館 

この展覧会は楽しみにしていたものの一つです。
工芸という芸術もある。私には現代アートよりずっと感動的でした。
ただ、後日鑑賞した東京国立博物館における着物の展示照明がすごく
よかったので、サントリーの暗すぎる照明がちょっと惜しく思われる。
(反物を選ぶ時、自然光の下で選んだりする感覚がほしかった。)

森美術館 

昨年訪れた時の「ルコルビジェ」展で森美術館の持つ力に圧倒され、
この作家は知らないけれど、美術館力を信じて行ってみた展覧会。
コストパフォーマンスという言葉がよぎってしまった私。。。。
 
 ヒルズの展望フロアより。

東京都庭園美術館 
 

好きな作家に好きな美術館。今回一番楽しみにしていたところです。
勿論期待通りの展示に美しい場所でした。
展示室で番をされてる人達、他の美術館に比べて年齢層が高い方達。
上品な感じでいつも好感を持ってしまうのです。
どの方もとても親切で誇りを持ってらっしゃる感じ。
(こういう点を見習ってほしい美術館もいっぱい知ってる。。。)

memo++小袖展も舟越桂展も『ドレスコード』があって、
前者は着物で、後者は木のアクセサリーを身につけて行くと
入場券が前売り価格に割引きされるのです。
舟越桂展では木の釦の付いたバッグで入場割引きしてもらい
こんな些細なことでも感動したので、
   ↓
こういうアイデア、どこかに使いたい。


東京都現代美術館 

TVで知った情報ですが、金沢21世紀美術館の立ち上げに参加された方が
今はこちらの美術館でチーフキュレーターを務めてらっしゃるという。
どのような企画をされ、どのような展示空間を創られるのか・・・。
そういったところを楽しみにしていた美術館です。

今回の特別展「PARALLEL WORLDS」はこの方がキュレーターではなく
出展アーティストでもあるユーグ・レプ氏の企画でした。

このレプ氏による作品解説(パンフの中の)、かなり能弁でちょっと辟易。
具象画が絵の中に説明多すぎるというのであれば
抽象的作品や現代アートも、後付の意味付け多しのような気がする。
意味付けされないと伝わらない作品なんて・・・。
付けられた言葉も大袈裟すぎるし・・・。

でも建物や内部から醸し出されている空気感はかなり好みでした。

フェルメール展 

私が出品している美術展と同じ場所で開催されていたので
これもいい機会と思って観てきました。初フェルメールです。

かなりの混雑を予測していたのですが、
開館すぐに先にフェルメールの場所に行ったので
(会場は一方通行ではなく、又戻ってこられる。)
一枚の絵に3~4人という恵まれた鑑賞ができました。

memo++作品の解説パネルが絵の横ではなく後側の壁に掲示されている。そういう工夫が絵の周りの混雑緩和に大変役立っていると思いました。
   ↑
この工夫、正倉院展でも絶対取り入れてほしいです。
作品解説がものすごく丁寧で詳しくわかりやすかったのもgood!

memo++フェルメール展での音声ガイドは
ペン先をシートにタッチすると音声が聞こえるもので
初めてこういうのを使ったので興味津々^^
ペンなので首にかけても重くなくて肩凝りさんにはいいですよ。

肝心の展覧会の感想は・・・フェルメールの絵、
本物を間近で観られたことは素晴らしい経験でした。堪能♪

若くして借金を残してこの世を去ったフェルメール。
残された絵は家族が返済のために手離したことなどを知って
今この現在にこれほどもてはやされている人気との隔離に
世の無情を思ってしまった。。。

そして東京での最終日は、息子の下宿の近くの下町風情が残る、
谷中・根津・千駄木(谷根千)を歩いて上野まで出かけることに。

←「夕焼けだんだん」

とか、「へび道」(くねくねと道が曲がりくねってるだけ)とか、
何てことない通りのネーミングが上手でした。

我が奈良倶楽部のある通りも「金木犀通り」とか
きたまちエリアの商店街も「うだつ通り」とかネーミングしたらいいよね。

朝倉彫塑館 

何も知らずに入館したところだけど、意外なほどよかった。
「志賀直哉旧居」みたいなニオイがするところ。

お風呂屋さんを改装したアートギャラリー
 

谷根千の街角風景


          

  
  
 
 

ようやく東京藝術大学が見えてきました。
窓の大きい建築! 

さあいよいよ最後は「美術館巡りの旅」を締め括る
上野の東京国立博物館です。

(明日へ続く)

小さなホテル奈良倶楽部

2008年9月1日月曜日

日常の断片

月が替わって、気持ちも切り替えなければと思いつつ
湿度が高くなればテンションが下がるという、
お天気のせいにしたいくらいの、どんより澱んだ気持ちを抱えている。

これはひとえに、やりたいことややらなければいけないことが
全然できてなくって、手にもつかないし、
身辺回りも片付いていないジレンマからくるもの。。。

すっきりとこじんまり暮らしたいなあ・・と思います。

 

裏庭、帰ってきたら雑草ぼうぼう。
高砂百合がまだ残っていてほっと。ヨメナも咲いていた。
お花をあちこちに活けているうちに気分も落ち着いて・・・。

ゴーヤもてんこ盛りに生っていた。

そしてうちの犬はというと 

しばらくの不在で拗ねているのか、呼んでもシカトされました。
これ見よがしに夫の顔色伺って、了解出てから私のところにやって来る。
ご機嫌とるのに2日ほどかかりました。

季節が変わる時って、 ついそれまでの自分を振り返ってみるから
建前では強いことや、前向きな言葉を紡いでいても
心のどこかで満足できずにもがいている情けない自分が見えてしまう。
でもこれも週末の忙しさがやってくれば、
どこかへ忘れてしまうような些細な感情かもしれないけれど。

今月は週末が忙しく、平日は比較的ゆっくりという
私にとっては理想的な仕事運びができる月。
何とかこのもやもやを吹っ切れさせられるような日々にしたいもの。

追記>>

ここしばらく毎日この楽しいダンスに釘付け♪
いっぱい元気もらってます。ありがとう。

http://jp.youtube.com/watch?v=zlfKdbWwruY
お気に入りのブログから)

小さなホテル奈良倶楽部