奈良町の元興寺で、節分の日に行われる柴燈護摩会(さいとうごまえ)に
行ってきました。
お昼の12時から本堂の不動明王を供養した後、山伏の行列、
剣術の奉納と続き、1時ころから柴燈護摩会が始まります。
最初に山伏により破魔矢が天に向かって放たれます。
その後に杉の葉で囲まれた護摩壇木に火がつけられ護摩供養が始まります。
極楽坊本堂前はものすごい勢いで炎が上がります。
僧侶による般若心経の読経の間、延々と護摩供養が行われます。
参拝者から奉納された護摩木を次々と炎の中へ。
30~40分ほど燃え盛って
ある程度燃えたら壇木が崩されます。
そして燃えくすぶる炭の上に隙間なく組み直して置きます。
その壇木の上を裸足で渡る「火渡り」の行が2時頃から行われます。
裸足になって塩でお清めしてから渡っていきます。
火の中に入るということは、不動明王の体内に入る、
仏に近づくという意味があるそうです。
お札を買えば一般の参加もできます。
山伏が気合を入れてくれて一気に渡って行きます。
参拝客の多くの人が続々と渡っていかれてます。
(私は裸足になる勇気がなくて見てるだけ^^)
最初は火傷しないかとハラハラして見てましたが、
一般参加の頃には火の勢いも随分小さくなってるようで、
渡った人の話によると、全然熱くなかったそうです。
(渡ればよかった^^;)
この後、3時頃から豆まきが始まるのですが、
そろそろチェックインの時間がせまってきましたので、
福豆を買って私は早々に帰ってきました。
小さなホテル奈良倶楽部