後編は東大寺境内の巨樹めぐりです。
奈良市観光情報センターのサイトからダウンロードしたマップには
22本の木が紹介されていましたが、少々歩き疲れていたため
この日は全部を網羅することができませんでした。
(樹木名の前の番号はマップ上で紹介された樹木番号です)
手向山八幡宮→奈良公園館北東の小高い山→東塔跡→大仏殿東の回廊
→講堂跡→正倉院→奈良倶楽部のルートで帰りましたので、
二月堂付近や南大門、大仏池あたりの巨樹は次回にご紹介いたします。
ではまず手向山八幡宮南口の西側にある雑木林に立つムクノキです。
217ムクノキ
28m上空の天辺
板状の根っこ、樹皮はうろこ状に反り返って剥げ落ちる。
葉はザラザラしているので木工磨きに使われるそう。
次は、奈良公園館の北東の斜面を上ったところにあるコナラです。
218コナラ
秋にはたくさんのドングリをつけるそうで、
大きく枝を四方に広げた姿は存在感たっぷりなんだけど
こちらの小高い丘(斜面)にはふだん上ったりしないので
ちょっと目立たない木でした。
斜面の上からは興福寺の五重塔も遠望でき、眺めが気持ちいい!
そしてこの斜面には面白い木や迫力の根っこの木々も。
この穴の住人は誰?
次は、奈良公園の中で私の大好きなところ「東塔跡」です。
(※ちなみに東塔跡の春と秋の様子はこんな感じ)
木立のフォルムが美しい雑木林は、春や秋だけでなく、
初夏の木々が一番成長し葉の生い茂る時や冬枯れの時でさえも
私の目を楽しませてくれるところ。
東塔跡から東へ80m行ったところにセンダンの木。
一本立ちの巨木です。(樹高28m)
216センダン
下部には大きな洞も。
東塔跡南すぐのところに立つのは26mの高さのモミの木。
215モミ
高さ6mくらいのところで2本に分かれ
モミ本来の見事な姿で茂りも良く美しい木です。
この後は一気に講堂跡まで進み、正倉院入り口の東側、
十字路の角に立つナナミノキ(樹高13m)を見て
208ナナミノキ
一路帰宅致しました。
歩いている時間は行きも帰りも1時間前後、春日大社で1時間、
休憩なども入れて往復4時間の巨樹めぐりでした。
梅雨明け頃に、今度は春日奥山遊歩道を歩くのを楽しみに・・・♪
小さなホテル奈良倶楽部