2009年8月20日木曜日

9月のお出かけ情報



9月は、小さな秋の始まりを感じる季節でもあります。
この季節に行われる行事や特別公開などを記しました。
初秋の奈良への旅の参考にしていただければ幸いです。

<<秘仏特別公開>>

◇9/1~9/7 松尾寺「役行者像特別開扉 」
      問合せ:0743-53-5023

◇9/1~9/2 吉田寺「多宝塔秘仏大日如来像特別開扉 」
      問合せ:0745-74-2651

◇9/11~11/30 法隆寺「法隆寺秘宝展」秋の特別公開
        問合せ:0745-75-2555

◇9/16~11/25 薬師寺「玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画」秋の特別公開
        問合せ:0742-33-6001

◇9/16~11/30 安倍文殊院「秋の寺宝展」
        問合せ:0744-43-0002

<<伝統行事>>

◇9/1 9:00~16:00 吉田寺「放生会」
       問合せ:0745-74-2651

◇9/15 13:00~ 霊山寺「柴燈護摩法要」
        問合せ:0742-45-0081

◇9/17 東大寺二月堂「十七夜盆踊り」
    法要18:00~、盆踊り18:30~
    問合せ:0742-22-3386
    (昨年の様子はこちらに。)

◇9/19~20 長岳寺「千燈会」
      問合せ:0743-66-1051
      2600灯もの灯りが境内を幻想的に包みます。

◇9/21 白毫寺「志貴親王御忌 」
    問合せ:0742-26-3392

◇9/21 長岳寺「秋季彼岸法会」
    問合せ:0743-66-1051

◇9/21 安倍文殊院「大和ぼけ封じ大祭」
    問合せ:0744-43-0002

◇9/23 大和神社「秋の大祭 紅しで踊り奉納」
    問合せ:0743-66-0044
    秋季大祭 11:00~、紅しで踊り 13:00~

◇9/23 17:00~ 生駒聖天「お彼岸万燈会」
    問合せ:0743-73-2006
    1万灯を超える灯明が供えられます。

◇9/23 大峯山寺「大峯山戸閉式」
    問合せ:0747-64-0001

◇9/27 吉野神宮「秋の大祭」
    問合せ:0746-32-3088

<<イベント>>

◇9/12~11/23 9:00~17:00 若草山「秋の開山」

◇9/19~20「飛鳥光の回廊」
      問合せ:0744-54-4577
     2万個以上のロウソクや万葉行燈が並ぶ幻想的なイベント。
     お寺や観光施設なども一部ライトアップされます。

◇9/19~23 明日香村「彼岸花まつり」
      問合せ:0744-54-4577
      案山子コンテストや飛鳥時代行列など。

◇9/19~10/18 曽爾高原 山灯り 
       問合せ:0745-94-2101
       ススキで有名な曽爾高原中腹のお亀池周囲が灯籠で飾られます。

◇開催中〜9/27 18:00~22:00 奈良公園「ライトアッププロムナード」
 ※例年10月末まで開催されていたライトアップは
  今年から9月末の日曜日までの開催に変更になりました。
  かわりに通年中ライトアップされている場所も増えましたので
  (猿沢池、興福寺五重塔、奈良国立博物館本館、浮見堂、平城宮朱雀門、薬師寺)
  奈良の幻想的な夜をどうぞお楽しみ下さい。

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毎月の後半になると、あちこちの”虎の巻”から
翌月に行われる伝統行事やイベントなどをピックアップして「お出かけ情報」としてまとめています。
奈良倶楽部のお客様にお奨めすれば喜ばれるだろうなぁ・・という視点に立って書いているのですが
奈良県南部方面のような少々遠方(奈良倶楽部に宿泊していては無理な地域)でも
自分自身が行ってみたいなという行事はピックアップしています。

ほぼ一年以上に渡って書いてきて感じたことは
奈良県下の伝統行事の多くは、神話の時代にまで遡る神々への信仰や
農耕に密着した生活の中で生まれたものであり
歴史の流れの中で脈々と受け継がれているということ。
とても土着的で民俗学的な匂いのするお祭りであり
雅やかでなくても歴史に名をとどめるほどのものでなくても
ここの土地に伝わる歴史や文化であるなら
もっと勉強してみたいと、近頃強く思うようになっています。
しかし実際は仕事もあるので中々そういう行事の日に伺うことができずにいますが
暑さが一段落した頃に、興味のある地域をまずは歩いてみようかと・・・。

++9月後半(連休明け)は人出もさほどでもなく、暑さも和らぎ
ひっそりと奈良を楽しむには、実は穴場な季節かもしれませんね。