2009年8月18日火曜日

奈良で図書館巡りの旅

昨日のブログで図書室の話が出ましたので、今日は「図書館巡りの旅」のお話を。
 国立国会図書館関西館

この夏休み。一人旅のリピーターさんが、奈良倶楽部に3泊して下さいました。
「旅の目的は国立国会図書館でゆっくり過ごすことと、奈良倶楽部の朝食です」
ご予約メールに書いてあった、ちょっと嬉しいメッセージ。

この方も図書館関係のお仕事をされている方ですが
仕事を離れて、休暇の時間を大好きな図書館で過ごす。
その選ばれし図書館が「国立国会図書館関西館」

こちらの図書館は奈良市内から車ではすごく近いのですが
交通手段を使ってですと、少し時間がかかり不便な立地にあります。
でも、何か調べたいものがあるなど、目的を持って入館すれば
一日中過ごすのに大変居心地のいい図書館です。
私も、冬のオフシーズン中に足を運んで半日以上どっぷりと楽しんだ記憶があります。

そして2日目は「奈良県立図書情報館」へ行かれました。
こちらも私の大好きな図書館で、お客様にお勧めしたのでした。

県立図書館は以前は徒歩圏内にあって頻繁に利用していたのですが
県立図書情報館として、ちょっと遠方に移転してからは、中々利用できずにいます。
でも、一旦入館すれば、もっと楽しめる、気軽に楽しめるワンダーランドのような図書館で
こちらも半日以上どっぷりと本に囲まれて過ごす幸せを味わえるところです。

両日とも帰ってこられてから「とっても見やすくて過ごしやすいいい図書館でした」という
感想をお聞きしました。特に「奈良県立図書情報館は素晴らしい!」と。
(こういう感想は奈良県人としてとても嬉しいものです♪)

3日目チェックアウトの後に、お勧めしたのが
奈良国立博物館内にある「仏教美術資料研究センター」です。
こちらは毎週水・金曜日が公開日。
6万冊以上の仏教美術関係の蔵書が、伝統ある建物の中で閲覧できます。
(公開日に入館した以前の日記はこちら。)

3日間にわたって、奈良近辺の図書館を訪ねる旅を楽しまれたお客さま。
観光名所巡りの旅とはひと味違った、ご自分らしい旅を堪能された様子が伝わって
私達も嬉しい時間でした。どうもありがとうございました。