2009年1月9日金曜日
仏教美術資料研究センターへ*公開日に行く
この建物が好きでね、一度内部へ入ってみたかったのです。
奈良博のHPで、資料公開日があると知り行ってみました。
まず、奈良博東新館入り口の外側左手にある事務室で受付をします。
記章と地図をもらって、その地図通りに普段通れない所を進みます。
(地図には、フェンス・結界があり自分で開けて進んでくださいと。
ふふふ結界ときたか・・・とちょっとにやつきながら進みます。)
↑ 単なる扉なんだけどね。
中に入って住所氏名などを記入して、すべての荷物をロッカーの中へ。
閲覧室から西書庫、東書庫と建物1階の西から東の端まで使って
所蔵されている資料や図書の量的にも内容的にもすごいこと!
仏教美術は勿論、美術藝術分野全般にわたって全集や専門書が豊富で
美術好きにはたまらないところでした。
(藝術関係だけではなく歴史や宗教、哲学民俗学と興味は尽きない)
すべての蔵書の背表紙を見ていくだけでも小1時間ほど。
じっくり閲覧室で時間をかけて楽しむのもいいだろうなと
また時間の余裕がある時に来ようと思いました。
仏教美術資料研究センターの公開日は基本的には
毎週水・金曜日の9:30~16:30(12/26~1/4と祝日を除く)
建物内部の写真撮影は禁止されていますのでこちらを参照して下さい。
で、塀の中から撮った外観の写真はこんな感じです。
参考:奈良県物産陳列所として明治35年(1902)に建立。
設計は建築史家、関野貞(1867-1935)。
全体のプランを京都宇治平等院の鳳凰堂になぞらえています。
木造桟瓦葺で正面に唐破風の車寄せを付け、
奈良公園との景観の調和を図り、
洋風を加味した和風様式の貴重な建物です。(奈良博のHPより)
仏教美術資料研究センターへの通り道にある「八窓庵」
八窓庵(はっそうあん)は、もとは興福寺の大乗院庭内にあった茶室で
含翠亭(がんすいてい)ともいい、江戸時代中期に建てられたもの。
江戸時代の名茶人、古田織部好みと伝えられる多窓式茶室として有名。
この茶室と興福寺塔頭慈眼院の六窓庵(ろくそうあん)
東大寺塔頭四聖房の隠岐録(おきろく)と称される茶室とあわせて
大和の三茶室といわれています。
地元に永久保存されることを望む奈良在住の篤志家数名の努力によって
当時の帝国奈良博物館へ献納され明治25年に博物館の敷地に移設されました。
博物館のHPをチェックしていて見つけた情報ですが・・・☆
◇1/11(日) 「和太鼓演奏会」のお知らせ
時 間 12:30~・13:30~ 2回公演(各回約30分)
出 演 奈良工業高校・奈良朱雀高校 和太鼓部「秋篠」
演 目 「黎明」「遥かなる道」「彩」
料 金 無料
会 場 奈良国立博物館 新館前
◇1/12(祝) 「春日若宮おん祭の田楽」のお知らせ
春日若宮おん祭りの田楽座が奈良国立博物館にやってきます!
時 間 13:00~(約30分)
料 金 無料
会 場 奈良国立博物館 講堂(予定)
◇1/12(祝) 新成人無料観覧日!
◇1/14(水) 「冬季仏像仏画法要」のお知らせ
時 間 10:00~
会 場 奈良国立博物館 本館陳列室第2室
東大寺一山の僧侶による冬季仏像仏画法要が営まれます。
↑ 赤字でお知らせしたものは、私も行ってみようかと・・・♪
近くに国立博物館がある!という幸せを今年も満喫しようっと。
小さなホテル奈良倶楽部