忙しくなる前にと、ようやく先週に描き終えた油絵。
近代美術協会展(8/20~8/30 於:東京都美術館)今年の出品作はこれです。
「DANCING EVERYWHERE」
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おまけの画像 制作途中はこんな感じでした。
作品を描きだした1月頃は、イスラエルのガザ攻撃が激しく
ニュースで接して感じた、やるせない怒りを何とか表現したいと思ったのが核になっていて。
ふりそそぐ砲弾や、護られているべき場、囲まれた中と外、違う価値観・・・
そういうものを表したいと思いつつ、筆をすすめていたのでしたが。
制作に集中できる冬のオフシーズンが過ぎ、春の観光シーズンは仕事に専念するため
一旦、制作はお休みするのですが、その間に、自分を取り巻く環境に
(時々ここに出てくるけれど、突然の義母との介護同居という)多大な変化があり
LOVE&PEACEもいいけれど、自分の足元はどうよ・・・と、これまたひどく内省的に。
自分の心情や想いって漠然としたイメージで感じるものがあっても
それを何か形に表現するというのは、本当によほど、
言葉に置き換えられるほどの確かなものを持ってないとだめですね。
結局、たった一人への奉仕もできずに、世界平和を叫ぶ資格なんてないだろうと
自虐的になりながらも、どこか楽天的に物事を考えている自分もいて。
表題の「DANCING EVERYWHERE」は世界中でダンスするMattさんから
前向きな気持ちをいつももらっているから☆
でも大きなLOVEは小さなLOVEの積み重ねやんね。足元コツコツ大事にします。