奈良倶楽部の斜め向かいの「細田家住宅」
江戸時代(17C末~18C初頭)に建てられたもので
奈良市内の中では最も古い農家住宅です。
先日より屋根の藁の葺き替えをされています。
普段は閉まっている戸口が作業のために開いていましたので
ちょっと中の様子をパチリとさせていただきました。
入り口から建物の奥を見て、左側の土間にはたくさんの釜が並んでいる。
奥から入り口方向を見ると
入り口右手には二間部屋がある。
「瓦葺き(かわらぶき)屋根」と「茅葺き(かやぶき)屋根」を
組み合わせた大和棟の農家建築としては小型で
間取りは一般的な四間取りではなく「ぶつま」と「だいどこ」の二室が
土間に面して設けられているのが特徴らしいです。
屋根瓦には鳩が!
細田家住宅の詳しい説明はこちらを ↓
この葺き替え工事はこれから1ヶ月ほどかかるそうです。
小さなホテル奈良倶楽部