2008年11月23日日曜日

きたまち まち歩き


先日のブログでお知らせしました「きたまち まち歩き」

奈良女子大学学生によるガイドで「奈良きたまち」周辺を
「美しい廃墟をめぐる」「気になる空地をめぐる」「魅惑の路地をめぐる」の
3コースに分かれて歩くというものなのですが、
私は、その気になるネーミングに興味をそそられておりました。

そして同じように、気になるネーミングにそそられて
ご夫妻で「廃墟」と「路地」に分かれて参加された方がいらっしゃいました。
池崎さんです。
まち歩きの後、奈良倶楽部にも立ち寄って下さいました。

3コースに分かれて歩いた後で、人気の高かったポイントを8箇所選び
「きたまち八景」として発表するらしく、その結果は
朝日新聞11/23付け奈良版に詳しく載っています。

では、奈良女子大生が選んだ「きたまち八景」とは・・☆

鍋屋町交番--赤屋根と白壁の旧交番
小さな公園--三角形 細い路地に隣接
大門市場--昔ながらの市場
転害門--天平時代
河瀬家住宅(多門町)--土塀の武家屋敷
長屋とアパート(手貝町)--新旧の建物のコントラストに注目
路地と地蔵(手貝町)--車も通れない小道に地蔵が並ぶ
坂道の風景(東之阪町、川上町)--映画「耳をすませば」を想起。
                 きたまちが一望できる

ふ~んなるほど面白い選択だなあと。

「住民以外の目で、きたまちにある面白い空間を再発見するのがテーマ。
まちの魅力を探る時の新しい見方を提案できたら」ということだそうです。

住人の一人としてこの界隈の魅力をもっともっと伝えていければと
私自身も頑張っているのですが、今回 女子大生の方達の感性に触れ
また違ったアンテナも面白いとあらためて新鮮さを感じたしだいです。

12月になって仕事も少し落ち着いてきましたら
「きたまち八景」を写真でご紹介していきたいと思います。

ちなみに河瀬家住宅や多門町の風情ある家並みは
「奈良倶楽部通信1/6号」に写真が少し載っています。

トップの画像は「八景」のひとつ、鍋屋町の交番です。

小さなホテル奈良倶楽部