2009年12月24日木曜日

「暮らしのエトセトラ vol.5」



発売中の「etcetra 暮らしのエトセトラ vol.5」に載せていただきました。
『あのひとのひきだし』というページです。
インタビューを受けるという形で、色んなことを引き出して下さってます。
奈良倶楽部の始まりだとか。仕事の上でいつも心がけていることとか。

20年前は普通の幼稚園ママで専業主婦だった私が
これほど仕事を通して喜びを感じ、こうして長く続けていくことができたことのあれこれ。
思っていてもうまく書き表すことができかったあれこれを上手にまとめて下さっています。



そして、お隣のページは『奈良のお散歩道』。
ちりんさんが、秘密の藤の園”奥飛火野のぽっかり空間”をご紹介されています。
(藤の咲く頃に書いた奈良倶楽部通信内記事はこちら。また久しぶりに行ってみたくなった。)

そしてそして、その次のページの『奈良の空気につつまれて』というエッセイの中の一文。
来年開催される遷都1300年祭で盛り上がる気運の奈良で
〜都でなくなってから1200年以上、ぼんやりと、しかし、
したたかに生き続けてきた奈良に魅力を感じるのは、私だけではないでしょう。〜という文章。
そうそう、そうです。私も同感。
1300年祭というより、イメージキャラクターが先行して盛り上がってる状況って
私の伝えたい奈良の魅力と違うんだけどなぁと気持ちが入っていかなかったのよね。
都でなくなって1200年以上も経っているんだね奈良。すごいかっこいいよ。
(でも遷都1300年祭に因んで素敵なイベントも多く開催されますので
そういう情報はきちんとお伝えしたいと思います。)

「暮らしのエトセトラ」紹介から、ちょっと脱線してしまいましたが
晴れがましく多くの人で賑わう奈良も誇らしいのですが
ひっそりと静かな時間の流れの中に佇む奈良も魅力的で
私の好きな奈良の美意識もそういうところにあるのです。