2009年9月11日金曜日

「白の行方」展の搬入準備

明日から「秋篠の森 月草」で始まる『白の行方 韓国の白磁とポジャギ展の搬入準備のお手伝いをしています。
少しだけ写真を撮ってきましたので、搬入前の様子ですがご覧下さいね。


         
         


   
       
     
              
今回のポジャギを見せていただいて感じた印象は
どれもみなデザインに一工夫がされていて、
「考えてるなぁ。楽しんで縫ってるなぁ。」と思ったこと。
オリジナリティに溢れていて、ちょっと新鮮で素敵ですよ!

こちらは、崔福姫(チェ・ボッキ)先生がつくられたヌビ。


        
今回、少しだけ崔先生のコーナーもつくってます。
本当に繊細で美しい針目。先生の手仕事の素晴らしさをあらためて感じました。

雑貨類もアンティークから紙もの籠もの、台所ものから木製のものとたくさん揃ってますよ。


「1260#」の白磁も届きました。
 
       

この「1260#」というのは、陶磁器の焼成温度1260℃をロゴ化したもので
明知(ミョンチ)大学の学校企業「MJ ART CERAMIC」のブランド名であります。
「1260#」は朝鮮白磁の伝統を現代生活に生かすような作品をつくられていますが
今回の展覧会では、特に日本の食生活文化にも合う白磁を制作され
「MJ ART CERAMIC」として自社生産されたものと、
出展作家達がそれぞれ独自制作したもので構成されています。
韓国陶芸界の若き担い手たちの作品、伝統と現代が奏でるニュアンスが中々面白いです。

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ある程度の準備を終えて、最終的な空間コーディネートは
「くるみの木」のオーナーとスタッフにゆだねて、私達は・・・。

奈良倶楽部にて韓国の陶芸家たちとポジャギ出品作家たちの懇親会。
来日初日の昨日は、すき焼きでウエルカムパーティ。
夜遅くまでお手伝いの今日は、飛鳥さんのおにぎり弁当+大皿料理をケータリング。

  

明日はいよいよオープニング。
出品作家さん達はドキドキ、私はワクワク楽しみ。
素敵な空間に、みんなで作り上げた世界。きっと心に残る物語が生まれるのでは・・・☆