2009年4月14日火曜日

そろそろ


自分を取り巻く、この1ヶ月の状況。
そろそろ、少しだけ、サラッと書いてみようと思います。

一人で生活をしていた義母。
突然の身体的不調から、独居には無理があると。
3月初めに私達と同居することになりました。

できるだけストレスを溜めないように気をつけながら
公的サービスも受けていこう、と 介護初心者の私達二人。
気持ちが萎える時も、イライラする時も、
身も心もくたくたになる時もありました。そんな時は

生活の中で、小さな気晴らしを見つけては気持ちを発散させたり
どんな些細なことでも夫婦で話すことによって
気持ちをうまく納得させたり・・・どうにかこうにか そういう生活にも
自分達の心と身体に折り合いつけて、1ヶ月少し経ち、
ようやく慣れてきたところであります。

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「奈良倶楽部通信」というブログの性格。
小さなホテル奈良倶楽部のサイトに付随しているところから
これから宿泊予約を考えようかと思われている方の
情報源として書いているという面もあります。

ただ、日々更新していく中で
書き手である「私」の身の回りの出来事やつぶやきなども
時々ぼそっと書いてみたくなる時があります。
(本当に、奈良倶楽部と関係ない話題も多くて恐縮です。)

できるだけ、奈良に関連のあるものをと話題を選びながら
今日、敢えて義母の介護生活のことを書きましたのは

デイケアやショートステイや病院への送迎時に
車椅子で移動するために、どうしても
ホテルのフロントからロビーを通らないといけないという事情や
(私達の居住エリアの出入り口は車椅子で通行できないのです。)
又、その時間帯がちょうど朝のチェックアウト時だったり
夕方のチェックイン時だったりすることから
お客様と対面することもあり、これは自分が 今まで
仕事場であるホテルとプライベート空間を 公私混同することを
厳しく避けてきたことと、ちょっと相容れないことで。。。

致し方ないこととはいえ、これからもできるだけ
奈良倶楽部にご宿泊いただいたお客様の『日常を離れた旅』の
ひとときが素敵な思い出となりますように
心を込めてお迎えしたいと思っています。

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何だか最後は無理に優等生的な言い回しをしてしまいましたが
少しだけ胸の内を綴ることができて、ほっとしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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昨日は「あひる公園」へ連れていただきました。ここは
義母のデイケア施設からもお花見に行くという公園で
少し前から気になっていたところだったのです。

のどかな春のひとときを、のんびり味わうことができ感謝です。

小さなホテル奈良倶楽部