2009年2月1日日曜日

奈良市内の美術館巡り~前編~

2月に入りました。
冬の季節は宿泊のお客様も多くなく、そんなのんびりした毎日
ご存知のように趣味の美術館巡りもたっぷり楽しんでいるのですが

県外の美術館ばかり出かけていましたので
奈良市内の美術館もご案内させていただきます☆

ではまず「前編」の今日は、近鉄奈良駅から電車で10分ほど
奈良市内の西の端「学園前」にあるふたつの美術館をご紹介します。

『大和文華館』


土蔵や城郭をイメージした海鼠壁の外観。
展示室の中央には竹の中庭があり
展示作品と自然美との調和が面白い空間になっていると思います。

「富岡鉄斎と近代日本画」展 
文人画の伝統に近代的な感性をもたらした富岡鉄斎の作品を中心に
菱田春草や横山大観、安田靫彦、土田麦僊など近代日本画の作品展。
2/15まで開催中です。

この美術館では、東洋の美術工芸品を主に蒐集保管し
およそ2000点の所蔵品の中には「寝覚物語絵巻」「一字蓮台法華経」
「婦女遊楽図屏風(松浦屏風)」「李迪筆雪中帰牧図」の国宝4件、
「佐竹本三十六歌仙絵小大君」「高麗青磁九竜浄瓶」などの重要文化財31件が含まれています。
私は韓国や朝鮮、中国の陶磁器が好きなので 年間展示スケジュールが
発表されるのをこの時期、毎年楽しみにしてしているのです。

また、大和文華館の庭園は知る人ぞ知る、梅の名所であります。

見どころは、1本に7種類の花が咲く「七福神の梅」や
4種類の花が咲く「幸せの梅」などの珍しい梅!
70種130本の梅が咲き誇る様子はさぞかし見事でしょうね。

 紅冬至
訪れた日はこの種類の梅だけ早咲きでしたが・・・。

『大和文華館』

住所:奈良市学園南1-11-6(近鉄学園前駅より歩けます。)
TEL:0742-45-0544
開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)
列品解説:毎週土曜日14:00より
休館日:月曜日
入館料:一般(高校・大学生を含む)600円、小・中学生300円

『松柏美術館』

上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品の紹介を目的とした美術館ですが
広く日本画の普及、若手作家の育成を図るため特別展や公募展等も開催。

ちょうど訪れた日は「橋本関雪」展が開催中でした。

この作品展は今日2/1まで。
明日から2/10までは展示入れ替えのため 休館になります。
(ちょうど同じ頃に橋本関雪展を鑑賞されたこの方の日記
チラシになってる作品「木蘭」について詳しいことが書かれています。)


美術館は、佐伯勇近鉄名誉会長旧邸敷地内に建てられています。

     
展示室もそれほど広くなく小規模な美術館ですが
ほどよい展示スペースに、ちょっと迷路のような造りと
明るい雰囲気で、好きな美術館建築のひとつです。

 
佐伯勇近鉄名誉会長旧邸
土・日・祝日にはこの中の内庭が一般公開されているそうです。

こちらは美術館の周り。
     
          

お散歩に気持ちいい場所。
作品鑑賞だけではなく訪れてみたい美術館です。

『松柏美術館』

住所:奈良市登美ヶ丘2-1-4
tel:0742-41-6666
開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日
入館料:大人(高校生・大学生を含む)800円、小学生・中学生400円

※松伯美術館・大和文華館どちらの美術館も、当日に限り
お互いの美術館に半額で入館できるシステムになっています。

では、明日は奈良市写真美術館と奈良県立美術館の紹介です。(続く)

小さなホテル奈良倶楽部