2009年2月21日土曜日

修二会こぼれ話22~注連撒き~

お水取りについての日記、昨年は一生懸命書いたので
今年は少しトーンダウンしようかな・・・と思ってましたが。

この季節がくるとワクワク♪ルンルン♪心が勝手に踊りだすものね。
私と同じような気持ちの方もいらっしゃって(笑)
今日は二人で「社参」と「試みの湯」そして「注連撒き」の追っかけです。

「社参」と「試みの湯」については昨年の記事
写真もたくさんアップしていますのでそちらをご覧ください。

又この日ご一緒して下さった”追っかけー'S”相方、しをんさんの 日記
「社参」  と「注連撒き」には大変きれいな写真と詳しい解説が載って
いますので合わせてご覧ください。

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練行衆を補佐する堂童子によって、
二月堂鎮守の遠敷(おにゅう)社、飯道(いいみち)社で
注連縄を清め、待ち受けていた童子らに向けて撒く 「注連撒き」。

童子が受けた注連は練行衆や童子の自宅前にかけられ、
参籠する人の家までもが清浄な場にかわります。


では、二人で楽しく追っかけをした注連縄撒きレポをどうぞ++

「試みの湯」の後 堂童子さんが注連縄を持って登廊を上がってこられます。

   
まず遠敷社でお清めして 
←下で待つ童子さん達に
威勢良く石段の上から撒かれます。
争って受け取る童子さん達。

    
        

次に、飯道社での注連撒きの様子です。
こちらでも堂童子さんによって注連縄を清めます。

   
      
          
            

石段の上から、堂童子によって、結界に用いる注連縄が撒かれると
下で待つ童子達が地面に落とさないように受け取ります。

この時、地面に落ちた注連縄は「塵」と称して使用しないそうですが
どなたも、地面に落とすようなことはなかったです。ナイスキャッチ☆

帰り際、裏参道では早速 注連縄が張られていました。
二月堂はこれで結界が張られ清浄な場となるのです。
 
    
中性院にも注連縄が 
 中性院の枝垂れ梅
今がちょうど満開☆


小さなホテル奈良倶楽部