2008年8月31日日曜日

秋の奈良*観月会のご紹介



中秋の名月に県内各地で行われる「観月会」のご紹介です☆

2008年9月14日(日)

◇唐招提寺「観月讃仏会 」

時間:18:00~21:00
場所:奈良市五条町
拝観料:境内は無料開放
    御影堂は拝観料500円
問い合わせ先:唐招提寺(tel:0742-33-7900)

鑑真和上像が安置されている御影堂の庭園が特別に開放(有料)
月明かりの中、和上像や東山魁夷画伯の障壁画も昼間とは違った雰囲気。


◇慈光院「観月茶会」

時間:17:00~21:00
場所:大和郡山市小泉町
拝観料:1500円(茶席料含む、予約は不要)
問い合わせ先:慈光院(tel:0743-53-3004)

石州流茶道の祖・片桐石州が創建したお寺です。
重要文化財の書院で、大和青垣といわれる山々を借景とした
手入れの行き届いた庭園にかかる名月を眺めながら、
風流なお茶会が楽しめます。

◇松尾寺「観月瞑想会 」

時間:18:00~21:00
場所:大和郡山市山田町683
問い合わせ先:松尾寺(tel:0743-53-5023)

松尾寺は元正天皇の勅願により創健された古刹で、
718年天武天皇の皇子・舎人親王が日本書紀の完成と
自らの42才の厄除けの願いをかけて修行をした所と伝えられています。
以来、厄除け祈願のお寺として有名です。
山の中腹に位置する寺の境内からのお月見と夜景は見事。


◇大神神社「観月祭」

時間:観月野点は15:00~18:00
   観月祭は18:30~ 
   投句締切:14:00まで
場所:桜井市三輪
拝観料:無料(観月野点も無料)
問い合わせ先:大神神社(tel:0744-42-6633)

わが国最古の神社と言われる大神神社で、
観月祭として巫女による神楽や雅楽の奉納が行われます。
この頃、ご神体山である三輪山上より月が現れ始め、
古式ゆかしく荘厳な雰囲気が境内を包み込みます。

◇新薬師寺「観月会」

時間:17:30~20:30
場所:奈良市高畑町1352
拝観料:1000円(拝観料・横笛の演奏会・記念品代込)
問い合わせ先:新薬師寺(tel:0742-22-3736)

本尊・薬師如来像と十二神将像を祀る本堂の扉が開放され
堂内がライトアップされます。 横笛の奉納コンサートも開催。
例年この頃には境内のハギも見頃を迎え、彩りを添えます。

◇猿沢池 「采女祭」

時間:17:00~花扇奉納行列(JR奈良駅発)
   18:00~神事
   19:00~管絃船の儀
場所:奈良市猿沢池畔 采女神社
   行列はJR奈良駅出発
問い合わせ先:奈良市観光センター(tel:0742-22-3900)
                 
春日大社の末社、采女神社の例祭で、
奈良時代の帝の寵愛が衰えたことを嘆いて猿沢池に身を投げた
采女(後宮の女官)の霊を慰めるために行われる祭りです。

采女神社はこの采女の霊を慰めるため猿沢池の北西に鎮座していますが、
身を投げた池を見るにしのびず、一夜で社殿が後ろ向きになったと
伝えられています。

中秋の名月のもと艶やかな十二単姿の花扇使らが乗った2艘の菅絃船が
雅楽を奏でながら池を巡り秋の七草に飾られた花扇を水面に浮かべます。


◇明日香石舞台で「月を観る会」

時間:17:00~20:00
場所:国営飛鳥歴史公園石舞台地区「あすか風舞台」
参加費:無料(レジャーシートなどは各自用意)
    小雨決行・荒天中止
問い合わせ先:明日香村観光開発公社(tel:0744-54-4577)

飛鳥光の回廊なども同時期に開催されてますよ。

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中秋の満月の夜にお迎えがきて、月に帰っていく「かぐや姫」のお話。
「かぐや姫」の舞台は、なんと奈良県北葛城郡広陵町なんですよ☆

小さなホテル奈良倶楽部