今や奈良の夏の風物詩としてすっかり定着しました「なら燈花会」
初日は夕方からの豪雨で急遽中止になり、
楽しみにして来られた方々や、準備で大変だった関係者の方々
本当に残念なことでした。
今日も夕方から少し黒い雲が出てきて
点灯直前までちょっとヤキモキされていましたが、
無事に点灯が始まり、夜の闇が深まっていくとともに
ろうそくの灯りが光の帯のように公園一帯でゆらめいて
美しい世界が繰り広げられていました。
ちょっと早い目に夕方から公園にいましたので
カメラを通して燈花会が始まるまでの様子をご紹介しましょう。
もうご存知と思いますが、燈花会で使われる2万本のろうそくは
毎日400人を越すボランティアの方達によって
夕方、芝生の上に並べられ、そして終わったらまた片付けられと
毎日毎日大変な手作業で灯りが灯されています。
16:30頃からカップを並べて
18:00頃
一仕事終えて皆さんお弁当をいただき小休止されてました。
こちらは「火の鳥」の形に並べられた春日野園地です。
向こうに大仏殿が見えます。
真っ暗になった時に危なくないよう
溝にもろうそくが。
カメラマン達もいい場所に勢揃い
夕闇せまる19:00前
さあ、いよいよ点灯です。
普段はカップを並べた時点(16:30頃)でカップに水を張り、
ろうそくをカップの中に浮かべておくのですが
灯芯が雨に濡れると火が点かなくなるので、
雨が降りそうなお天気だった今日は
19:00ぎりぎりまでカップにろうそくは浮かべず、
ろうそくをカップに入れながら火を点けていくという
大変な作業をしていきました。
このろうそく入りのバスケットとチャッカマンをそれぞれ持って、
ろうそくの寝ている灯芯を
カップの中の水に濡れないように、しっかり立てて
そっと浮かべるように入れてチャッカマンで火を点けていきます。
ボランティアで来られていた方たち。
お母さんがろうそくをカップに浮かび入れて、
小学生の子供さん達がどんどん着火するという
チームワークで一生懸命お手伝いされてました。
私も少しだけ一緒にお手伝い。
たくさんのボランティアの方に支えられている燈花会。
私はいつも仕事中に抜け出してくるので
毎年ちゃんとお手伝いがしたいなと思いつつ
あまり時間が取れないのでボランティア登録もできずにいたのですが
今日はこうしてちょっとだけでもお手伝いできてよかったです。
さあ、すべての灯りがつきましたよ!
火の鳥も☆
燈花会は14日まで毎日19:00~21:45の間
奈良公園のあちらこちらで開催されています。
雨の場合など天候によっては中止になる場合もあります。
当日の開催確認は 0180-997-515へ。
燈花会にあわせたイベントもあります。
詳細はホームページで☆
小さなホテル奈良倶楽部