2008年5月21日水曜日

たかが・・されど・・正倉院の塀

今朝は少し時間があったのでわんこのお散歩に
正倉院をぐるっと回ってきました。

奈良倶楽部と大仏殿のちょうど真ん中に位置する正倉院。
その敷地は広大で東西南北ぐるっと四角く塀で囲まれ
塀の中はうっそうとした森になっています。

何でもタヌキやイタチどんもお住まいだとか。
手つかずの自然が残っていて、
たくさんの種類の鳥たちのねぐらにもなっています。

東大寺大仏殿から見た正面の塀は白壁で大変りっぱです。



東側の塀は、知足院から講堂跡へ続く道沿いに。



この塀の真ん中あたりに赤いペンキでこんな印があるのですが

 ここから覗くと・・

   
        

校倉つくりの正倉院が覗けるのです。

正倉院遺構は平日(月~金曜日)の10:00~15:00のみ
塀の中へ入って見学できますが、それ以外の時間帯の時は
こうしてここからちらっとご覧いただくことができるのです。

私が好きなのは北側の塀です。



窓があったり扉があったり・・・
  
                  

ユーモアがありますよね。

西側の塀も好きです。



この蔦も秋には真っ赤に紅葉して
中々いい風情を醸し出しますよ。

が、しか~し!

この西側の塀、いきなり取り壊してずっと工事していたのですが・・・
これはないでしょう!!



まあ、視界はよくなって、塀の中のかわいい見張り小屋なんか
見つけちゃいましたけど・・・^^

でもやっぱり風情まるつぶれ・・・!


     

私の怒りはこちらにも飛火して・・・



大仏池東側に建つ皇宮警察署です。
10数年位前でしょうか、大仏池ほとりの大木をバッサバッサと切り倒して
建てたものです。
正面側はまだ許せるけど裏側(池のほとりです)はこんな感じです。


       
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あえて大きな写真でアップしましたが、
このごちゃごちゃした汚いの、大仏池から丸見えですよ><;

小さなホテル奈良倶楽部