2007年12月14日金曜日

明日からいよいよ「おん祭」

・・・ということで、今日はあちこち写真を撮りがてらウロウロと・・・

まずは、奈良国立博物館にて『おん祭と春日信仰の美術』を観ます。



博物館から東の方向には春日山と御蓋山が遠望できます。
 

春日山から御蓋山(みかさやま)は春日大社の聖域として大切に保護され、
春日山原生林として世界遺産に登録されています。
ここから遠望する春日山、御蓋山の姿がすごく好きです。

博物館の南側には 

若宮の神さまがお遷りになられるお旅所があります。
17日に備えて只今いろいろと準備中でした。



お旅所のすぐ東側には、仏教美術センターが・・・
りっぱな美しい建物ですね。    

もちいどの商店街にある大宿所。



ここではおん祭のお渡り式で使われる衣装や道具が展示されています。

  

大宿所では15日に
巫女さんが参勤者を清めるため、煮えたぎる湯釜から笹で湯を振りまく
御湯立(みゆたて)神事が行われます。(14:30,16:30,18:00の3回)
地元商店街による温かい「のっぺ汁」のふるまいもありますよ!

もちいどの商店街には・・・・
「夢キューブ」の中にある台湾茶のお店「おっちゃっちゃ」や、
「プリン80」など美味しくお茶できるお店もありますよ♪

 こちらは「夢キューブ」の入り口のお店。(トナカイさんがかわいい!)


ところで、博物館の展示で知ったのですが・・・

創始以来、大和の国を挙げて盛大に絶えることなく行われてきたおん祭。
このおん祭を支えてきたのが、「春日信仰」といわれる、地域に根付いた地域の人々による信仰の力なんだそうです。

博物館の展示は・・・

会期:平成19年12月8日(土)~平成20年1月20日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)と年末年始[12/28~1/1]
※12月17日は月曜日ですが、おん祭当日につき、開館します。

開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※12月17日(月)、1月13日(日)は19:00まで開館

期間中、小・中学生は無料です。大人は500円。
※子ども(中学生以下)と一緒に観覧される方は、[子どもといっしょ割引]の料金(400円)になります。

また、特集展示「奈良で甦る縄文の世界~小野忠正コレクション~」が同時開催されていて、小・中学生の歴史好き少年・少女達には興味深い展示かも!と思いました。

小さなホテル奈良倶楽部