2008年12月3日水曜日
京都へ楽しいギャラリー巡りの一日
今日は久しぶりの休日です。
12月のお休みになったら一番先に行こうと思っていたところへ、まず。
『上野憲男展』
3年前にこの画家の青い色に出会ってから 私はずっと影響を受けていて
今年の出品作でようやく思うような青い色を表現できたなあと思ったら
新作で描かれたものは原色の世界・・・。
76歳とは思えないエネルギッシュな原色の作品群は
画家が楽しんでいるのが伝わって 観る者も楽しく痛快。
でもやっぱり私にとって、上野憲男は「青の画家」
2006年に集中して描かれた青い作品群がやっぱりいい。
色々なことを想像させる奥の深さがあって心に響くものがある。
祇園の何必館という個人美術館での作品展。
小さな美術館の上の階、下の階と何度も往復して
作品の印象を心に刻み込んでおく。
そうそう、上野憲男を好きな理由の一つに
作品の題名が詩的で音楽的なところもお気に入りなのです。
クレーもそうだけど、そして岸田真理子さんもそうよね。
言葉の発する不思議な力をとても大切にしているのが好きです。
このあと、せっかく京都まで出たからと・・・
こちらと
こちらにも立ち寄って。
そして明日は大阪へ。これも楽しみにしていた「国宝三井寺展」へ。
もう一度、来週のお休みには京都へ・・・大山崎と高麗美術館。
色々美術館巡りを考えているだけで楽しいひとときでした。
小さなホテル奈良倶楽部